うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

フィクションとノンフィクション

勉強

得意だった科目…。
好きでいえば、歴史かな。
歴史は昔のひとのおこなった行為について
のべられているから、嘘がないと思っていた。
小さいころは、偉人伝ばかりよんでいた。
伝記というのは、ほんとうの物語なのだと。
だから、
想像の産物である、フィクションの物語を敬遠していた。
これはうその物語だと。

それはじつは逆だと、ずいぶんたって気付くのだけれど。
フィクションこそ、
ほんとうなのだ。

ともあれ、歴史。小学生のころから、なぜか好きだった。
小学生低学年では、歴史の授業がないから、
はやく習いたいなあと、楽しみにしていた。

今はどうだろう?
フィクションのほんとうを追っているからなあ。
でも、歴史、というと
やはり、こころが、どこかで、ノスタルジーをかんじるのかもしれない。
なにかがともる。