セカンド

もう一度だけ

小説/詩

秋風の中

もう一度だけ
私の名前を呼んでくれますか

秋風の中

もう一度だけ
私を抱きしめてくれますか

言葉を
そっと風に託す私を

水澄む花野に
抜け殻となって眠る私を

もう一度だけ
if possible.



日が暮れるのが急に早くなってきました
風もひんやりとして

ちょっぴり暖かな日差しの中
秋のお花畑で寝転がって伸びをしたいですね