☆陰陽論
「昼」と「夜」、「表」と「裏」のようにこの世の中には対をなすものが多く存在します。一見するとこれらはただ漠然としたものに見えますが、これらには共通する特徴が多くあり、それらを論じたものが陰陽論です。もともとは農耕にとって最も重要な晴天と雨天を表すものとして陰陽の概念はできたのですが、古代の中国人はこのことをもとに自然界のあらゆるものを調べ、陰陽の法則としてまとめました。これはやがて吉凶判断から政治や医学に至るまで様々なものに応用されるようになったのは周知のことと思われます。しかし、現代においては科学的な根拠がないなどと批判されることもありますが、その理論や現象を応用した東洋医学には無くてはならないものになっています。つまり、これは未科学といっていいものでしょう。
陰陽の基本概念
陰陽論は難しいとよくいわれます。これは時代や人によって解釈が異なるためですが、大本の理屈が理解できていれば問題はありません。
①陰とは遠心の性で、拡散、軽、寒を生じます。つまり、陰とはエネルギー密度の低い空間、エネルギーの変化が小さい状態、エネルギー潜在化の状態です。
②陽とは遠心の性で、圧縮、重、熱を生じます。つまり、陽とはエネルギー密度の高い空間、エネルギーの変化が大きい状態、エネルギー顕在化の状態です。
蘭弥香☆*。
2013/09/29 02:05:30
ワォ
すごい!
2回目(?)の訪問カンシャです^^
蘭弥香☆*。