☆竹中半兵衛
来年のNHK大河ドラマは黒田官兵衛ですが、もう一人忘れてはならない秀吉の軍師が竹中半兵衛でしょう。
元々は美濃の生まれで、斎藤龍興に仕え、千人の兵で六千の信長軍を撃破したり、僅か十七人の兵で、稲葉城(現・岐阜城)を攻め取ったりするなどなかなかの策略家でしたが、この時十九歳という若さでした。
その後、労咳のため弟の久作に家督を譲り、自らは山間の庵で隠居生活をしていたところ、秀吉に説得され信長に仕えることになり、その後信長のはからいで秀吉の軍師として活躍することになります。また、秀吉はこの後、黒田官兵衛も迎えますが、半兵衛と官兵衛は大変仲がよかったと言われています。
ところで、官兵衛が荒木村重の説得に行き、捕らえられて地下牢に押し込められる事件が起こります。城から出て来ないのは官兵衛が裏切ったためだと考えた信長は、人質に取っていた官兵衛の息子松寿丸(後の黒田長政)を殺せと秀吉に命令します。
しかし、ここで活躍したのが半兵衛で、自から松寿丸の処分を買って出ると、松寿丸を弟の久作に預け、信長には堂々と「松寿丸を処分した」と報告します。つまり、松寿丸の件は秀吉の計らいではなかったわけで、後々秀吉が官兵衛につらく当たる原因になったような気がします。
その後、半兵衛は療養のため京都に行くのですが、「いずれ死ぬべきものなら、戦場でこそ死にたい」と三木城攻めの秀吉の本陣(平井山)に籠に乗って戻りましたが、陣中で病没します。享年36歳の若さだったそうです。
今でも平井山には半兵衛の墓があり、「経営は戦略に通じる」ということで経済界では半兵衛の人気は衰えていないそうです。
ui
2013/10/05 14:39:25
名だたる軍師が、なぜか秀吉の元に集まる。。。
女好きなチャライ男かと思いきや、しんがりを志願するなど、男気もある。
わらじのエピソードで、忠義が厚いかと思いきや、信長が死んだあと、信長の跡継ぎを
非情なほど、蹴落とす。
今回はどんな男として、描くのか?興味がそそられます^^
大河ドラマには、いつも裏切られるんで、あまり期待はしてないですけどねwwww