☆泥の河
終戦後の大阪を舞台にした映画です。この映画はモノクロである方がいいですね。
まだご覧になられていない方には超オススメです。
【スジ】
終戦後の大阪の河口で、食堂を営む家族がある。その河っぷちの食堂に毎日立ち寄っていた荷車の男(芦屋雁之助)が事故で死んだ。食堂の息子信雄(朝原靖貴)はある雨の朝、置き去りにされた荷車から鉄屑を盗もうとしていた少年喜一(桜井稔)に出会った。喜一は、対岸に繋がれているみすぼらしい宿舟に住んでおり、舟には銀子(柴田真生子)という優しい姉と、板壁の向こうで声だけがする姿の見えない母親(加賀まりこ)がいた。
信雄はそのことを父晋平(田村高廣)に話すと、「夜にあの舟に行ってはいけない」といわれる。しかし、父母は姉弟を夕食に呼んで、暖かくもてなした。
その後、終戦直後に別れた晋平のかつての妻の病変の知らせが届く。
天神祭りの日になった。初めてお金を持って祭りに出かけた信雄は人混みの中でそれを落としてしまう。落胆する信雄を楽しませようと喜一は強引に宿舟に誘った。
泥の河に突き刺した竹箒に蟹の巣があり、喜一はそこから蟹を取り出しランプの油をたらし、火をつけて遊ぶのである。蟹は舟べりを逃げ、その蟹を追った信雄は窓から喜一の母親の姿を見た。売春をしている最中であったのである。
翌日、宿舟は岸を離れた。「きっちゃーん」と呼びながら宿舟を追い続けた信雄は寂しそうであった。
ui
2013/10/09 10:54:46
宮本輝さんですよね。原作。。
学生の頃、はまって読んでました^^
川三部作読みましたよ^^
一番好きなのは、道頓堀川ですかね^^
それと、青が散るが好きです^^
避暑地の猫も、衝撃を受けましたかねw
ドナウの旅人は、、、挫折しましたw
それから、この方の本は読んでません><。ワンパターンな気がして、、、
大病から復帰されたようで、、
そのあとの作品を少し読んでみたいな~って思う今日このごろです^^