今朝、ペットのセキセイインコが僕の手の中で死んでいった。
15歳のオス、そうとうな老齢。
セキセイインコの平均寿命は、７～１０年
8月の初旬に、足を怪我して、今まで生き延びてきた。
今までの経験だと、足に怪我してしまったら、数日のうちに死んでしまう、年だし、よく今まで生きていたものだと思う。
足を怪我して以来、カゴから出し他のインコから離して箱の中で飼っていた。
フタはしていないので、僕を見つけると飛んできて肩に乗り、羽をばたつかせながら手の方まで降りてきた。
右手の中にいれたら、そのままじっとしていた。
お腹がすくと、飛んでいき餌を食べ、またこっちへ来て、手の中で寝ている、その繰り返しだった。

昨夜、餌も食べなくなってしまって、全く動かず手の中で寝ている。
呼吸しているのがわかった。
まだ生きている。
午前４時１３分。
とうとう逝ってしまった。


自然の中で、自由に飛び回る鳥。
籠の中で、ペットとして飼われる鳥。
鳥としてはどちらが良いのだろうかと、愚かなことを考えることもある。

自然の中で、自由に飛び回れても、天敵に会い、命を落とす鳥。
籠の中で、安穏と暮らしているが、大空を飛びまわることができない鳥。

今日は、ほかのインコも、おとなしい気がする。
（他のインコ、今日死んだインコの、子供や孫にあたる)

http://www.youtube.com/watch?v=4UdYk5JeDjI