ハイデン

理にかなっている

仕事

 昨日今日とやっていた水蒸気蒸留は、かまぼこやちくわや丸天などから保存料を抽出する操作。
 検体1つの蒸留操作が終わり、フラスコの蓋を開けると・・・、かすかに漂うおでんのような臭い。


 水蒸気蒸留とは、水に検体を刻んで入れ、塩を大量に加え、酒石酸を少量加えて煮込んで出てくる湯気を集める操作。
 そう考えると、湯気を集めなければ、単に丸天を塩茹でするようなもの。
 と言うことは、だし汁につけてグツグツ煮込むおでんとも似ています。


 そうか、おでんって、保存料を飛ばしながら調理するという意味では理にかなった調理法なんだ。