妖狐の桜唄・恋 肆
妖狐の桜唄・恋 肆
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暁月は今日も来なかった。
「暁月忙しいのかな・・・・」
そんなことを言いながら私はまたいつもどうりの場所で待ってる。
私って学習能力ないなぁ。そんなことを思いながら今日は帰った。
その次の日彼は来た。本当に彼は疲れていた。
でも彼は「遅くなってごめんね。お待たせ。」っていてきた。
私は「ううん。忙しそうだもの。大丈夫。」って言い返した。
私は「都の移動準備忙しいの?」
彼は「うん。かなり忙しくて、また会いに来れない日が続くかも。ごめんね。」
私は謝って欲しかったのではなかった。
だから「大丈夫よ。それを承知で待っているのだから。」
彼は「うん。ありがとう。彩桜葉は優しいね。」って言ってきた。
彼はそして帰ってしまった。
その日の夜、私は急に起きた。
誰かがこの山に入ってきてる。
暁月の気配じゃない、誰だろう。
ここがバレたらどうしよう。
今の私は人に化けられない。
お母さんみたいにかられるの?
そんなことを考えている間にその足音は随分近いところまで来ていた。
どうしようどうしようどうしよう.........
今の私には助けなんてない。
どうすればいいの?
いつの間にか私の前には一人の男がいた。
誰?知らない顔......。でもどこかでこの気配感じたことがある。そして私は思い出した、
この気配は、この人は、私のお母さんを殺した。
私は怖くなった。本当にかられるの?
男は刀をもっっていた。でも今の私にあるのは
お母さんの形見の小太刀のみ。
いまの私では相手にすらならない。
そして男は襲ってきた。
目をつむってしまった。いけないのに
その時、私はもう一人の人間の気配を感じた。
この気配は、暁月だ!
暁月は私を守りに来てくれた。
いつの間にか、暁月とその男は戦っていた。
勝ったのは暁月だった。
そして、聞いたこともない話を暁月はしだした。
聞いたときは(嘘だ!)と思った。
でも次第にわかった、それが本当で、私に知らされていなかった真実だったことを.....
それは
あの男が翠野一族を皆殺しにしたこと
翠野一族は生まれつき特殊な能力があった
それが、この世を変える・守る力
この男はそれをこの世にはいらないものだといった
そして翠野一族を狩った。
その生き残りの私を狙う理由もわかった。
そしてその男は平安貴族で狐狩りらしい
その男は後に処刑されたらしい。
その次の日は暁月は来てくれた。
続く......
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翼です
なんだか肆に入ってちょっと脱線してしまいました。
すみません。
これから頑張って戻していきたいと思います。
次回は彩桜葉の知っている過去と本当の過去を語るところです。なので、伍はそのあとです
次回も頑張ります
翼
2013/11/05 02:20:20
ですよね。
それの曲に惚れてこの小説作ったんです。
キョン@ASH
2013/11/05 02:14:11
翼さん
まらしぃさんのです
翼
2013/11/04 23:39:32
まぁそれを元に自分で考えましたから
アマツキツネってまらしぃさんですか?(それが元ネタです)
キョン@ASH
2013/11/04 13:38:46
チラッと流し読みしかしなかったけど、「アマツキツネ」が出てきたw