セカンド

KAMOME

小説/詩

低く海を這うように飛んでいるかもめよ
あなたは何を探しているのだ

落としてしまった大切なものとは
いったい何なのだ

低く嗚咽が響く
あなたの涙が海を創ったのだ

その青く澄んだ海の深くまで
光が差し込むことはあるのだろうか

そこにはきっとある
さらに深く重く沈み込んでしまった心が

広く羽を広げ
垂れこめた黒い雲を縫うように飛ぶかもめよ

その白さを光らせながら
まだ輝きは失せることは無い

あなた自身の放つ光が
その深き心に突き刺さるまで

飛べかもめよ
この広い大洋の上を



いちいさんの歌と画像(KAMOME)を
You Tubeで見ていたら浮かんできました

どんな生き物でも
外に向かって光を放っていると思っています

深い溝に落としてしまった心も
自分自身の光で探すことが出来るのではないでしょうか

私たちはみんなその力を持っている
そう思っています

  • セカンド

    セカンド

    2013/11/14 21:10:29

    いちい様

    いちいさんの詩や歌や画像は
    皆さんに力を与えていると思います

    KAMOMEにもそれを感じました
    リセット&パワーアップして次の作品を作って下さいね

  • いちい

    いちい

    2013/11/14 20:49:43

    セカンドさんのKAMOMEを読んで、
    暗闇から無数の閃光が放たれ、一斉に私に力をくれたような気がします。
    海も闇も実は私に力を与えるために、底に導いてくれたのかもしれません。
    それが私に、私が私であるための感性を与えて、今に送ってくれたのかもしれないです。
    それがなければ、こうしてニコタの皆さんと出会うことも交流することもなかったでしょうから。
    今を尊いと思わせてくださったセカンドさんに感謝です。

    ここのところ、少し気力が落ちていたのですが、やっとやる気が蘇ってきました。
    ありがとうございます。(*^^*)