海賊と呼ばれた男
ずーーーっと気になっていて
年末に買ってしまいました。
自由に本が読めるうちに、なんて。
予想以上におもしろかったですね。
実在の人物、かなり英雄とされて描かれていますが
何より、第二次世界大戦の背景が、別の見方で書かれていました。
というか、私、日本史って古代、戦国時代とか、江戸時代がメインで
近代史って駆け込みで終わっているようで印象が薄い。
それが、「八重の桜」から眼のウロコがオチ、
「海賊と・・・」で更に戦争に至る理由、負けた理由
いろいろ輪郭が見えた気がしました。
教科書だけでは世界はわからないと
中学生の時に感じたことが、まざまざと蘇りました。
そしてもちろん、この会社で、大変な目にあった人もいると思います。
それでも、信頼できる上司に巡り会えるなんて
すごい奇跡だなと思えるのは
今のこの年齢だからかもしれませんね。
なかなかおもしろかったですよ。