☆第1類危険物
第1類危険物には酸化性液体が属します。これ自体は燃えないのですが、分解して酸素を発生するので危険物になります。
【共通する特性】
①一般に無色の結晶か白色の粉末である。
②比重は1より大きい。(水より重い)
③一般に水に溶ける。
④一般に加熱すると、分解して酸素を発生する。
⑤一般に可燃物、有機物、還元性物質と混合すると、加熱・衝撃・摩擦などにより爆発的に燃焼する。そのもの自体は不燃性。
【火災予防方法】
①衝撃・摩擦などを与えないようにする。
②火気を避け、加熱をしない。分解・爆発の危険を防止する。
③可燃物、有機物、燃えやすい物質との混合や接触を避ける。
④強酸類との接触を避ける。
⑤潮解性のあるものは木製容器を避け、湿気を与えないようにする。容器は密閉する。
【消化方法】
第1類は不燃性でそのもの自体の燃焼でなく、酸素を出して他の可燃物の燃焼を支える。したがって、酸素の発生を抑え、燃焼物の温度を下げるために注水して冷却消火を行う。ただし、水と反応して酸素を発生するものは土砂などで窒息消火を行う。
ぐらさん
2014/01/24 13:39:11
乙4はもってるけど
数十年は勉強してないな〜〜・・・。