世界は君に恋してる
ちょっと遅くなりましたが、改めまして
羽生結弦選手金メダルおめでとうございました♪ヽ(´∀`)ノ
思い返せば、羽生選手がジュニアで優勝し名前が一般に知られるようになって
まだあまり彼についての情報を知らなかった頃、
どこかあのフィギュアスケート界の皇帝、
エフゲニープルシェンコ選手の若い頃の面影を宿していると感じたのは
今になっては正しかったんだと確信を持てました。
1人の若き天才は、かつての銀盤のプリンスに憧れ、その面影を追い
そしてついにはその背中を追い越し世界の高みにまで上り詰めたのです。
男子シングル個人戦では、残念な事にプルシェンコ選手の棄権により
この2人の天才が相見える事はありませんでしたが
羽生選手が金メダルを獲得した後のプルシェンコ選手のツイッターでのコメント
「私は彼にとってのヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローだ」
というコメントに心から感動しました。
銀盤上での直接対決こそはなかったものの
確かにこの2人はお互いを認め合い、敬愛しているのが良く分かるエピソードです。
オリンピックは時として国同士の思惑が先行し、疑惑が渦巻く事も多々ありますが
この男子フィギュアに関してはどの国の選手もみんな力を出し切って
そしてお互いを褒め称えあい、実力を認め合った
まさにスポーツマンシップに則った素晴らしい大会でした。
羽生選手はFSでの失敗で満足できない金メダルだと語ってましたが
SPでの前人未到の100点越えも、それによって会場の観客を味方につけたのも
金メダルに繋がる要因であり、それはまさに彼の実力によるものです。
誰かがTVで語っていましたが、彼は勝利の女神に愛されていたのでしょう。
世界中を魅了し、勝利の女神にまで恋させた
そんな若き天才の今後がますます楽しみな私であります。