恋 日記 2014/03/11 22:13:59 わが恋を人問ひ給ふ。わが恋を如何に答へん。たとふれば小さき塔なり、 礎(いしずえ)に二人の命、 真柱に愛をたてつつ、 層ごとに学と芸術、 汗と血を塗りて固めぬ。 塔は是れ無極の塔、 更に積み、更に重ねて、 世の風と雨に当たらん。 猶卑し、今立つ所、 天つ日も多くは射さず、 寒きこと二月の如し。 頼めるは、微かなれども唯だ一つ内なる光。 #日記広場:日記