くろ

こんばんは

学校



そういえば この前の一日に学校を卒業しました。


三年間は遅いようでとても早く感じました。


自分の証書授与のとき、なんだかあっけないなって思いました。


思えば入学式のとき友達ができるか不安で震えていたのに、


気が付けば別れを惜しめる仲間が沢山いました。


楽しいことがありました。


嫌なことはもっとありました。


けれどこの学校に通って本当に良かったと思いました。


そうでなければこんな気持ちにならなかったのかもしれないからです。


入学式前に何故か気があって三年間ずっとそばにいてくれた友人。

いろんなことに誘ってくれた友人。

嫌みっぽいけど、いつも見方だった友人。

遠いところに転校しちゃった友人。

いろんな友人ができました。

それからいろんな思い出もできました。


授業中に先生と論争を繰り広げたり、中庭でお昼食べたり、

ずぶ濡れで体育大会やったり、文化祭で皆でプリン食べたり、

友人の急な転校で泣いたり、走ってすっ転んだり、

カラオケで喉を枯らしたり、クラス皆で公園で鬼ごっこしたり…


そうそう 三年間で部活も大切な要素でした。

初めて役を貰えた時、嬉しかったです。

台詞も先輩達より早く覚えて立ち稽古したりして、

走り込みも男の先輩のすぐ後ろについて行けるようになりました。

発声も部内で一番大きくなりました。

凄く楽しかったです。

初めて後輩ができた時、とても不安でした。

でもいろんなことを教えられるのが楽しかったです。

本当に楽しかったです。



友人達が大好きでした。

先輩や後輩が大好きでした。

先生方も大好きでした。

学校が大好きでした。



三年間、何を得て卒業するのか考えました。


卒業したら大切な気持ちを得たことに気が付きました。


「誰かを好きになれる」という気持ちです。


私は昔、自分が大嫌いで仕方ありませんでした。

同情する人も嫌いでした。

何よりも優しい気持ちが嫌いな自分が大嫌いでした。

高校生になって何かが変わるのか、そう思いました。

変わるために頑張りました。


人見知りだったけど自分から話しかけるようになりました。


無表情だったけど笑顔が多くなりました。


目立つのは嫌いだったけど委員長になりました。



自分なりに頑張りました。


だからもう 高校に悔いはないです。

十分です。


今まで支えてくれた先生方、先輩方、友人、後輩達

本当にありがとうございました。


私は新しい場所で頑張っていくので、

これからも見守って下さい。



では  今日はここまで





                それでは