「歴代の市長より投票数が多かったから、民意を得た」

つっこみ
　歴代市長の選挙は、それぞれ強力なライバル候補たちと熾烈な選挙戦を戦った結果の投票数だ。
究極の占拠選挙だった今回と。根本的に違う。
比較し自己満足する方がおかしいと、小学生でもわかる。

「もう、ふわっとした民意はいらない」

つっこみ
　こっちこそ、あんたいらんわ～、ええかげんにしてえなあ、なのが棄権した人たちの本音だが、何か？

「白紙投票が多かったのはマスコミが「とこう草」を報道しないせい」

…呆れて、疲れて、つっこめません。ええ。


「（毎日がとこう草の矛盾を報道したら）あの新聞社は便所紙だ、漬物を包む紙か？」

マスコミが報道したらこの有様。
どうせいとゆうんや＞＜


年度末の大阪、まだ市長選の立て看板が片付いてない。
混乱した市政をなんとかするため、そこまで手がまわってないようだ。
超美化20000パーセントのあのポスター。
すべては次世代（オレ）のためにと微笑む市長。
見てるだけでストレスがたまる。

史上最低のオレオレ選挙。
その市長選の費用は６億５千万円。
これだけの税金が無駄に使われた。
それもバカのバカな自己満足のために、だ。

福祉、文化、教育、生活など全方位本面に渡り、罵詈雑言と唯我毒戦の末、削られた数百万から数千万の年間予算。
それらを全部あわせた以上の、壮大なる無駄遣いだ。

この選挙に勝ったからといって、市長の任期は延びない。
来年の１２月には、任期満了の本当の市長選がある。
市長には議会解散の権限はない。
だから市議会の情勢はまったく変わりない。
さあ、この状況でこの無駄な史上最低の選挙をする大儀がどこにあるのか。
一市民として彼に問いただしたい。

この選挙に大儀などない。
あるはずがない。
そもそも、法定協議会に示され維新側の大阪都構想区割り案の説明を求めた結果が、この壮大なる無駄使いだ。
説明を求めたら反対されたといい。
裏切られたといい。
あげく、市長を辞めるといい。
各党がこの選挙の無意味さを協調するため、あえて立候補者擁立を見送ったら逃げだ、卑怯だと非難し。
史上最低の投票率で都構想の民意を得たと会見で公言する。
その同じ会見で民意はいらないと言い放つ。

混乱を極める大阪市。
これ以上の混乱を招かないため。
これを選ぶしかなかった大阪市民の苦渋の選択。
市長には理解できないだろうね。