当「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒・悪徳不動産株式会社」は、
主な業務を、自社物件の賃貸不動産管理業務としておりますが、
じつは、内緒の話し、ここだけの話し、秘密の話し・・・。
わたくし、すずきはなこ会社創設以来、不動産を売ったことは、
ただの一度も、ございません。

うん、買うばっかり。
今まで買ったの、ぜんぶ持ったままです。
買い付けた物件は、ぜんぶ賃貸にだし、収益を上げております。
売っても、お金にしかならないし、
お金だったら、また買うだけだし・・・と、思っておったわけです。

不動産売買は、やるこたーやるんですが、
ほとんど横流しで、うちには実質関係ありません。

これ、創業以来の方針で、
ヘンな不動産屋と言われても仕方がないんですが、
売って儲けようとすると、必ず欲が出てくるのですね、
それがね、どうもね、性分にあわないんです。
買って、売って、買って、売って…を繰り返して行けば、
そりゃあ、そんじょそこらのFXよりは確実に利益はでます。
その利益が問題です。

人間弱いもので、その利益を手っ取り早くかき集めよう！と、
誰しもが、思うんですよね、やっぱり。
で、結局は潰れちゃう不動産屋が多いじゃありませんか。

恐がりなんですね、わたし。
エラそうに代取（代表取締役）やっておりますが、
ほんとうは、恐くて恐くて仕方がないんでしょう。
デベロップメント（開発）なんていうことは、ぜったいできない性分です。

最近とくに、
「白元」や「駿河屋」という天下の大だなが倒産されるではありませんか。
代々続いた大手様が、大変だと言うのに、
「吹け飛び」ですよ「吹け飛び」、
こんな弱小零細会社が、まだ潰れてないってのが・・・
世間をなめてるんですわ。

所詮、お山の大将ですから・・・
それも天保山より、低い山。