試合開始後10分くらいは、ブラジルが積極的な攻撃をしかけ、やはり予想通りの名勝負がこれから展開されるのかと期待させた。
コーナーキックからドイツが先制。ブラジルが攻撃的に来ていたことを考えると、意外にも思えたが、まぁこのくらいは想定内。ブラジルもこのまま黙ってはいないだろう、と思っていた。
しかし、ドイツが2点目を挙げてからの展開は、全く予想だにしないものだった。約6分間の間に立て続けにドイツが4得点。ゴール前でフリーになった選手が面白いようにシュートを決め続け、あっという間に前半で5-0の大差がついてしまった。
ブラジルの守備崩壊。。。
ブラジルのメンタル崩壊。。。
まさか、まさか。
王者ブラジルでも、こんなことが起きうるとは。

結果的にドイツが7-1で大勝し、決勝へ進出した。
ある意味ではこんなに面白い試合はなかった。しかし、あまりにもブラジルが可哀想。特に、ジュリオ・セザールのあんな悲痛な顔は見たくなかった。。。

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