こはる

土用のうなぎ

小説/詩

土用
夏の土用のころ
暑さが厳しい
梅雨が明けた夏の立ち上がり
湿気をともない
蒸し風呂のような陽気がしばらく続いて
体力がいるころ

土用の丑の日
「うのつくもの」を食べると
病気にならないといわれてきた
うなぎ

きょうお店の店頭で
うなぎのかば焼きが売られていた
すごい人だかり
食欲をそそるいい匂い
たれのおいしそうな色
今か今かと待ち遠しそうにレジに並ぶ
お客さんの嬉しそうな顔、顔、顔

今夜の食卓は
お口いっぱいに広がる
おいしいうなぎだ
ふふふ…
家路に向かう足取りも
いつもより軽い
寄り道しないで早くかえろうよ
うれしいな
うれしいな

  • ミリバール

    ミリバール

    2014/07/29 18:57:07

    ニホンウナギは、これからどうなっていくんだろうな。
    10年後も食えるのだろうか。

  • TADA

    TADA

    2014/07/29 00:10:19

    う のつくもか?

    うどん でも食べとくか。

    ウナギ高いから。^^

  • ショータ

    ショータ

    2014/07/28 22:57:21

    こんばんは。
    鰻は美味しいですね!
    かば焼きの前の人だかりが思い浮かびます。
    いつまでも鰻を食べることのできる環境であって欲しいです。

  • まるすけ

    まるすけ

    2014/07/28 19:27:40

    読んでいるだけで何かが軽くなる感じです。
    嬉しいですね。