近年まれにみる不運な一日、
生きているって、確かにこんな日もあるんですね。

まず、朝第一声が、昨日の台風で、
「裏の納屋の戸が閉まらなくなりました」というお客様の声。
そう、吹け飛び不動産株式会社部門、賃貸住宅のお客様でした。

あー、昨日の台風がなあ～、
なんか嫌な予感…。

予感的中、
また別の賃貸住宅、お客様のご近所様から
「お宅、屋根の一部が飛んでますよ」
どうしようかと思いました。
大急ぎで、現場へ急行、確かに大屋根から何かがはみ出しています。
リフォーム部、みんな出払って職人なし。
とにかく、次の雨までに応急処置をしなくっちゃって、
外注工事を緊急発注。

いや、もうないかしら、もう、どこも修理言ってこないかしらと、
祈るような気持ちでした。
あれ、外注先から連絡がないなあ？おかしいなあ？と、
事務所の固定電話を掴んだら・・・
うんともすんとも言いません。
電話がつながらない・・・！嘘でしょ？
事務所の電話線が、切断。

えー！電話局に電話…、え？電話局って何番？
インターネットもダメ？
どうして、電話番号調べるの？
はあ？
鈴ちゃんが、伝票を全部調べて、問い合わせてくれました。
まあ、工事の人が来てくれることにはなったのですが、
ふと見ると・・・。

ぎゃ～～～～～っ！
わたしの愛車がーーーー！
なんと、ものの見事に、ベンツの横っ腹に大傷が！
おまけに、パワーミラーが1個ありません。
台風で飛ばされたプラスチックケースが、
満塁ホームランを放ってくれたようです。

もう、いい。
生きてるって、こんなこともあるんだ、きっと。
鈴ちゃんと現場に向かう車窓から、
交通事故の現場検証を見ました。
「ねえ、生きてるだけで、今日は丸儲けだよね。」
「そうそう。こんな日もあるわな」
事故だったら、自分の過失もあるけれど、
今日の不運の、一から十まで、
ぜーんぶ、わたしたちのせいじゃあないもんね。
仕方ないさあ～。

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