☆曽呂利新左衛門
豊臣秀吉に御伽衆として仕えたといわれる人物ですが、実在しなかったという説もあるくらいで謎多き人物です。
元々は堺の人だそうで、刀の鞘作りを生業にしており、刀と鞘がソロリと合うことからこの姓を名乗ったそうですが、後の世に作られた逸話の一つと言われています。
また、ユーモアたっぷりに頓知で人を笑わせることが多く、落語の祖とされる安楽庵策伝と同一人物という説もありますが、これはやや疑問に思われます。
いくつもの逸話がありますが、秀吉とのやりとりは有名なところで、「殿下が猿に顔が似ているのではなく、猿の方が殿下を慕って似たのです」と言ったことや、褒美にもらう米の話しは有名なところと思います。
※新左衛門が秀吉から褒美をもらうことになったのであるが、「今日は米一粒、翌日にはその倍、その翌日には更に倍の米粒を所望し、百日間続けてくれ」と頼んだのである。そのとき秀吉は無欲な奴と思ったのであるが、2の100乗の米粒はとんでもない量になることに気づき中断することなった。
ペケパパ
2014/09/06 20:53:56
おもしろそうな人ですね、
米粒のお話は古今東西、世界にもありますね
メグ
2014/09/05 12:53:52
凄いですね。私なら猿みたいって言ってしまいそう。