実家にて
煙草を喫いにヴェランダに出たら虫が居た。
体長10mmに満たない4枚羽の黒いヤツ。
これくらいなら怖くないので放って置いた、が。
凝っとしている風でもないのに、
最後に見た辺りから30cmも移動していない。
時々羽ばたいても10cmほどスライドするだけ、
稀に引っ繰返って中々起き上がれない。
脚の運びも覚束無いか、、、
『ああ、これは死ぬのかなあ』
等々想いながら眺めていた。
翌日、目に付く所には見えなくなっていた。
お浚い中。
「迷宮百年の睡魔」
舞台は2114年、モン・サン・ミシェルのような島。
島そのものが1日に1回転しているので、
太陽は、見掛けで垂直に昇り沈む。
(この光景は観てみたいw
その女王の名はメグツシュカ・スホ、
『マガタシキ』のような音であり、スホは前作との関連も匂わせる。
特殊な技術が核となっているので、ミステリとしてはどうか^^;
また、それを基にして、
人間とは何だ?
生きているとはどういう状態なのか?
、と繰り返し問いながら、やがて
時空を隔てたささやかな邂逅が訪れる。
「私が、ここにいると思う? 私が生きていると思う?」
天才は何処に行ってしまったのだろう。
corra
2014/10/01 07:38:32
>カトリーヌさま 「我思う、故に我在り」 ですかねえ^^;
スタートレックのデータが、ウォーカロン(walk alone)という名で
日常になっているような設定の物語です。
さらに、脳を肉体から分離することも可能になっていて、、、
ネタばれですが、参考まで
→http://abyssny.fc2web.com/netabare/suima.html
カトリーヌ
2014/10/01 00:26:52
上記の記事の2つのエピソード、奇妙な共鳴を・・。
生きているとは、死んでいるとは??
命の問いは永遠に続く~~(苦)。