った 小説/詩 2014/10/01 02:04:20 2欠片残った果物が優しく甘く見守って夏に鳴らなかった風鈴が鳴り出した夜膝を抱えて涙を消した一人になればこみあげたたった一つ泣ける場所を失くして一人で泣いた時に気づいた安心させてほしかった声が聴けない今は君が唄ってくれた唄を聴いて思い出すしか無くなった僕の居場所が消えていくそのことばかりが回り始めた夜は寂しさが止まらなかった