nekoyama の つれづれ日記♪

nekoyama

つれづれなるままに書かれる日々のものごと

嬉しくても涙は出るもの…

日記

メテオ・メトセラの尾崎かおりせんせの新作をamazonで発見してたので、
昨日福岡の大手書店へ行った時にお友達に買ってもらいました。

もちろん、帰るまで待つことは出来なくって、
お昼の食事(外食)の時間、お茶の時間に
バッグから取り出して読み進めていました。

不意打ちを食らって、泣いてしまいました。


よくニュースなんかで流れてるよーな、壊れちゃった家族のそういう物語。
子供たちは誰を頼ればいいの?

サッカークラブのおじいちゃん監督が病気で入院してるトコへお見舞いに、
ううん、ホントは悩みを聞いてもらいに行った男の子が、
飾り気の無いけれど優しいひとことに励まされてゆく、

尾崎せんせの物語には、子供だけじゃなくって、
大人も、年寄りも出て来ます。
この世界はいろんな人が居る、その人達の小さな優しさや
そうゆうもので支えられている。

迷いを振り切って、
逃げようって、女の子の手を引いて行く、

明るい海辺で元気を希望を取り戻してゆく、
未来を信じる気持ちは、1人では紡げないんだって…


今までずっと、あの娘(こ)を守っていたの?

と、母に訊かれて、泣き出してしまう男の子の
張り詰めた気持ちが判る気がして、もらい泣きしてしまいました。

何度読んでも、やっぱり涙が出てしまう場面があって、
尾崎せんせの造る物語は、幾度も読み返してしまいます。
自分自身の人生と重ねて見てしまいます。
何度も反省しちゃうな…


足を1本なくした猫が3本足で走ってく、
それはちっとも悲しいことじゃない、
走れ、走れ、

  • nekoyama

    nekoyama

    2014/10/14 15:06:56

    うわ、なつかし、
    http://www.ne.jp/asahi/innocent/bad/pages/cm-matome.html

  • nekoyama

    nekoyama

    2014/10/14 13:59:12

    続けて失礼、

    ももさん、
    尾崎かおりせんせの作品を、最初に読むとしたら、

    東方死神
    http://www.amazon.co.jp/東方死神-メテオ・メトセラ外伝-ウィングス・コミックス-尾崎-かおり/dp/4403618790/

    の方がとっつきやすいかも、(友達ん家の書庫で行方不明ですが、苦笑)
    メテオ・メトセラの外伝で、本編よりずっと昔のお話、
    マチカはお爺さんと言ってるけれど、
    行きがかり上はどーみても父親役のゾルとレインの物語。

    かっこいいし、すかっとするし、…それでもどこか悲しい、
    子供向けのアニメにはなりそうもない、でも、アニメっぽくって好きな作品です。

    一生懸命生きるって大切。

  • nekoyama

    nekoyama

    2014/10/14 13:04:01

    ももさん、
    尾崎かおりせんせの作品は、
    主人公たちが結構壮絶な体験をする作品が多いかもしれません、
    たぶん、遠い未来の物語だと思う、メテオ・メトセラだとか、

    今回の新作、神様がうそをつく。は、まさに現代で、
    ばらばらになってゆく家族を守ろうと悲惨な状況の中で
    必死に生きて居る女の子と、父親は死んで居ないけれど、
    優しく見守られて真っ直ぐ育って来た男の子の出会いから始まる、
    生きる理由を見つけた子供たちのひと夏の物語。

    ニュースだとか、新聞だとかに取り上げられてても、
    たぶん数行で終わってしまう様な、今ならありがちな事件。

    でも、当事者にはたぶん悲壮な思いがあるはずです。
    まして子供たちにはどれだけ解決の方法が判るのでしょうか、

    それでも、必死に生きようとしてる子供たちを、
    周囲の大人たちは優しく見守り、優しく包んであげなければならないんだと、
    思わせてくれる、そんな物語です。

    こーゆー物語は、話しの重さから、陰鬱な表現になりがちだけれど、
    尾崎かおりせんせの作品は、子供たちの笑顔とひとみが明るくて、
    まぶしくて、読み易いです。何度も読んで何度も泣いていいです。

    本屋さんで手に取って、読んで見て下さい。

  • ✽ もも ✽

    ✽ もも ✽

    2014/10/13 22:26:28

    う~ん・・
    悲しそうな内容?
    涙が溢れそうな内容の物のファンタジー小説は読むけど
    これはリアル現代物みたいで読んだら間違いなく泣いてしまうだろうなぁ・・
    ただ、心が洗われていくような気がするのは何故だろう?

  • nekoyama

    nekoyama

    2014/10/13 20:18:50

    Palさん、
    そうです。

    なつる君かわいい、
    理生ちゃん健気でかわいい、
    なつる君のお母さん、おもしろい、
    尾崎せんせの作家生活の端々が投影されてるんだろーか(笑)
    岡田コーチがチャーミング、数コマしか出てこないんだけれど、

    ひと夏の物語、2人の人生の軌道は交わって、確実に未来へ繋がっていく、
    ふたりが結ばれて、家族になって欲しいけれど~そうならなくても、
    きっと大切な人になったんだと思う。

    わたしにとっても、この作品はとっても大切なものだと思う。

    アニメになんないかなぁ~
    題材が重い?うん、でも、みんなに知って欲しい。

  • Pal

    Pal

    2014/10/13 15:02:38

    「神様がうそをつく。」かな?