「なんだか、いつもと様子が違うなあ？」と、
思ってはいても、
犬は人語を解さないので、
今日、まさか家へ連れて帰って来てもらえるとは、
予想もしていなかったようです。

警察犬訓練所の送迎車が、うちの駐車場に入るなり、
わたしと鈴ちゃんの声を聞きつけて、
まあ、吠える、吠える！
地鳴りのような重低音で、
「出せー！出せー！」と怒鳴り倒している感じでした。

ポン助・マクレーン、無事、警察犬訓練所を卒業！
ああ、2年は長かったね～。。。。

送迎車から出てきても、落ち着くまでに、
1時間近くかかりました。
それほど、言いたいことが山ほどあったのでしょう。
生後、半年で寄宿生の訓練所暮らし、
ゴハンはカリカリしかくれないし、
おやつも、訓練所ではくれません。
犬小屋にさえ、入れられたことがなかったのに、
訓練所では、個室ケージ、訓練以外は出してくれない。
そりゃあ、環境の変化たるや、
すごいものがあったでしょう。

まあ、もう学校に行くことは、当分ないからね。
（事と次第によっては、行くかもしれません）

今日は、甘えて甘えて、
いつものお昼寝タイムも惜しんで、甘えん坊さんマクレーン。

でも、偉いもんですねえ、
人間が食事をしていても欲しがらないし、
自分が見つけてきた「宝物（ボール等）」も、
出せ！と言ったら、すぐに出してくれるんです。
冒頭、犬は人語を解さないといいましたが、
十分、人語を解しています。
驚きました。

さあ、明日からは、家族の一員にマクレーンが戻ってきて、
死ぬほど、運動に付き合わされるんでしょうねえ。
ジャーマンシェパードって、
疲れるってことを知らないみたいですから・・・。

ああ、もう、すでにヘトヘトです、人間は。