☆秋乾きと秋渇き。
どちらも秋をあらわすことでよく話題になる言葉でが、意味が違います。
秋乾きとは「あきかわき」と読み、秋の空気は乾燥していて洗濯物などの乾きが早いことを言います。
空気1立方メートルあたりの水分量を比較してみると、真夏は約20gですが、10月は約10gと真夏の半分くらいになります。このことを指して東洋医学では秋は燥邪が強くなるとしてきました。
一方、秋渇きとは「あきがわき」と読み、秋の旺盛な食欲のことを言います。
夏は体温の産生を抑えるため食欲が低下するのが普通ですが、秋は冬に向けて栄養を蓄えるために食欲が増してきます。このように旺盛になる秋の食欲を秋渇きと表現します。「実りの秋」と言われるように秋は美味しいものが多くなるのも自然の摂理でしょう。(食欲が増すから何でも美味しく感じるのでしょうか?)
メグ
2014/10/26 11:02:25
美味しいものが一杯で困ります。