【ウオ座の見つけ方】
  この星座の探し方は、ペガスス座の四角形の東と西を取り囲むように「Ｌ」の字形をした星の並びを目印にします。

【ウオ座あれこれ】
  プトレマイオス（トレミー）の４８星座の一つで、黄道十二星座に属します。
  星占いでは、黄道十二星座の最後の星座ですが、歳差運動のため１世紀から２０世紀までは春分点はオヒツジ座からウオ座に移り、さらに２０世紀末頃にミズガメ座に移っています。
  また、ウオ座は古代メソポタミア文明に由来する星座と考えられており、現在語られるギリシア神話は後に作られたとする説もあります。

【ウオ座の神話】
  ギリシア神話によると、怪物テュフォンがエリダヌス川での酒宴を襲った時のことです。女神アプロディーテー（ビーナス）とその子エロス（キューピット）は２匹の魚に変身し、川に飛び込みました。この時に二人がはぐれてしまわないように、お互いを紐でつないだとされています。この姿が後に星座になりました。