こはる

瞼のうらに

小説/詩

瞬く間に日が暮れて おひさまは山に隠れてしまった

ぽっかり浮かんだ雲の半分は 茜色
もう半分は 夜を待つかのように ねずみ色

近くで三日月は 笑っている
もうすぐ 夜だと 笑っている

あんまり 雲がきれいなので
目に入っているうちに 家へ帰ろう
いそいで走って 家へ帰ろう

忘れないうちに…
忘れないうちに…

  • のんびりいこうよ

    のんびりいこうよ

    2015/01/12 09:17:18

    きれいなものって 美しいものって
    ひとたび目をそらしてしまうと
    なんだかそれが消えてしまいそうで
    こわくなることがよくあります

    ずっと見つめ続けていれば、
    どのように形が変わろうとも
    まだ それと わかるのだけれど
    ひとたび 目をそらしてしまうと
    すっかり形が変わってしまっていて
    もう、他のものと見分けがつかなくなる

    せっかく見つけた きれいなもの 美しいもの
    見失わないように ずっと見つめ続けていきたいな
    そう感じました

  • あのね♡

    あのね♡

    2014/12/01 20:35:26

    きれいな叙情詩ですぅ~ヾ(*≧∀≦)ノ゙

    こはるさんらしくて、うっとり・・・

  • リルル・ガランド

    リルル・ガランド

    2014/12/01 01:58:11

    いいねを押してくれてありがとう

    あい

  • Cynthia

    Cynthia

    2014/11/30 18:52:41

    このひとときがもったいなくていつまでも見ていたい・・・^^

  • 夏夕空

    夏夕空

    2014/11/30 18:49:05

    今回も良い詩をありがとうです^^

    私の住んでいる所は自然とは無縁なところなので
    こういう詩を読んでいると心が休まります^^

  • リルル・ガランド

    リルル・ガランド

    2014/11/30 07:27:44

    伝言板いつもありがとう

    読むだけで心は整理されていきます。

    この詩はボクが書くと、怖い詩になりそう。

    やはりあなたの感性は素晴らしい。

    あなたは貴重な人です。

    ぼちぼちと訪問お待ちしています。

    あい