メイドカフェの話が一番長いだと
さて、自分用の記録とは言え読み返すのもだるくなりそうな
冗長な旅行記の後半というか3日目です。
3日目。実はこの日は私、最初から別行動の予定。
父母弟は、軽く横浜観光して帰る予定だったのだけど
私には、この24日(祝)にどうしても行きたかった場所があって。
「文学フリマ」です。……(あとアイドールにも行きたかった)
というわけで、一緒に行くという妹と一緒に、東京へ向けて出発。
車に私の大きい荷物だけ積ませてもらって、帰りは別々なのです。
(妹は長野に帰るので、トランクを持ったまま)
さて、文学フリマとアイドールの開始は、どちらも11時から。
ちょっと早いし、以前妹と行く計画が立ち消えになった
メイドカフェを詣でてみるのもいいんじゃないか、と秋葉原。
メイドカフェに入ってみたい。しかしコテコテのお店はなんか怖い。
私は萌えメイドよりはクラシックメイドさんが好きだし、
妹は紅茶党なのでおいしい紅茶が飲めるお店がいい。
そんな条件を満たすメイドカフェ、前から調べてあったのですよー。
メモを頼りに(電子機器が発達しても、把握のために一旦メモしておきたい性分)
そのお店、「キュアメイドカフェ」の場所を探し当てると、
おおう……開店15分前だというのに軽い行列ができとる……。
(当然というべきか、男性の(見るからにオタクっぽい)お客さんが多いね)
これ入るのにどれだけかかるのかなーとちょっと心配したけども、
メイドさんに案内されて非常階段っぽいところを5階まで(!)登り
10分くらい? 待たされただけで通してもらえました。
単にめっちゃ回転が悪いらしい。
で、私のお目当てのクラシックメイドさんですが。
いやーホントにロングスカートのクラシカルな衣装でしたよーかわいい。
(ただ、エプロンがいまいちピシッとしてない子がいたなあ。
そこはちゃんとアイロンくらいかけてほしい……)
で、案内してくれた子、顔立ちはそこまで可愛くも美人でもない
クラスの隅で本を読んでる普通の眼鏡っ娘、ってかんじだったんですが
なんていうの、オタサーの姫? っぽい雰囲気をまとっており
自分が「可愛い」と思われるであろうことを充分に知っている、って態度が
なんとも、うん、とても可愛かったです。これが、もえか。
ここはおいしい紅茶のなんたら、っていう認定のお店でもあるらしく
妹も本場っぽいお紅茶に満足してくれたので私は満足です。
ちなみに私は「季節のハーブティー」とやらをいただきました。
ちょっとは胃腸にいいかな、というくらいの気持ちだったのですが
飲んだら体が温かくなって、しばらくの間胃痛を忘れていられたので
ハーブも馬鹿にできないものだなあと感心したのでした。
さてさてお次はアイドール。
(こっちの方が閉場が早いから先に行っただけで
別に文フリより楽しみにしてた訳じゃないんだからね!)
先にもドルショで来たことがある建物だったんだけど
いや、この人形者が集まる空間というのはいいものだ。
よそのカワイコチャンを見てるだけでも楽しい。
ここでは、何よりにうたんのお靴を探したかったんだ。
普通の30cmサイズとは異なる体格をしたにうたんは
服難民、そして靴難民で困っていたのです。
私の親指の先くらいの靴、を目安に
妹も一緒に一生懸命探してくれましたが見つからず。
しかし、ここで素敵な出会いが。
なんと、よそのNyuちゃんにお会いすることができたのです!
わー私以外にもNyuちゃんオーナーがいらしたー! 感激!
いつものコミュ障ぶりが嘘のように写真を撮る許可をいただき
ついでにどんな靴を履かせているのか訊ねる私。
1/6男子のブーツなんかがぴったりですよーとのお話でした。
そして、その下の会場のマルシェ? もちらっと見ましたよ。
妹が素敵なスヌードを見つけて喜んでいた。よきかな。
そしてその浜松町から、モノレールで流通センター駅へ。
(モノレールってけっこう揺れるのな……)
やってきました初めての、そして念願の文学フリマ!
私は入って早々、雰囲気に圧倒されましたが
以前私の代理でメカクシオンリーに参加した妹曰く
「メカクシよりは穏やかだし、通路も広くて歩きやすい」とのこと。
何の下調べもしてこなかったので、とりあえず端からふらふらと歩く。
最初のうちはちょっと物怖じして、「どうぞ手に取ってご覧ください」とか言われても
目を合わせられずにそそくさと離れたりしてたのですが(www)
やがて慣れてくると、サンプルを手に取ったり0円のチラシを受け取ったりが
どうにか自然に……自然に? できるように。
思ったよりいろいろと買い込んでしまいましたねー。
お金を払った基準は、タイトルが気になること、装丁がきれいなこと、
売り子さんと目が合ったこと、八百屋みたいな呼び込みに毒気を抜かれたことなど
完全に気まぐれと勘でした。下調べは必要だと痛感。
いやしかし、楽しかった。会場の空気を生で味わえてよかった。
今度は時間とお金と情報をしっかり準備して、また行こう。
……で、一生のうち一度くらいは、ああいうとこに参加してみたいなあ、なんて。
同人誌という名のお宝の山は、今少しずつ消化しています。
なにぶんプロの作品ではないので、当たり外れは激しいですが
それはそれで面白いです。
ちなみに妹は廃墟写真集を購入していた気がする。(文学…?)
あとで見せてもらおう。
その後、妹が新幹線に乗る東京駅へ。私もここからバス乗り場へ向かう予定。
しかし、別れる前にちょっと食事でも、なんて思ってたけど
三連休最後の夕方、帰路を急ぐ人たちでどこも馬鹿みたいに混んでて後悔。
浜松町駅で食べておけばよかったねーなんて。
ギリギリでどうにかオサレパン屋さんのイートインに空席を見つけることに成功。
ここはさ、最後だし姉がカッコよくおごろうと思ってたのに、
同人誌を買いすぎて財布がすっからかんだったという衝撃。
妹におごってもらってしまいましたとさ……情けなや。
ここから私は新宿へ向かい、いつものように高速バスで
とーきょーをあとにしました。
そして家に着いてお風呂もそこそこにお布団に潜り込み、
目が覚めたら体がだるくて、じきに発熱するわけです。
しかし思い返してみると、また有意義な旅行であったなあ。
思ったよりいろいろと覚えてるようで、嬉しい。
帰ってすぐぶっ倒れたので、実はまだ解いてない荷物があったりするのですが
そのへんもあとでまた書きたいと思います。
2500文字超えた。これホントにあとで読み返すのかなあ。