微睡かもめ

はてさて雨の中を戻ってきたは良いが

日記

いつになったら箱庭を再現できるのかとため息がでる。四季が混在していたあの箱庭に、もっと間取りのあった箱庭に。


はぁ....箱庭に戻れるなら引きこもりたい。

もはや行ける場所では、行く方法を失ったというのに。

郷愁感はおいておいてなるべくここを箱庭に近くしないとな。

小島に家畜舎があることだし、あの子達の代わりとは言え、ライオンやらワニやら色々飼いたいものだよ。飼育員のおじいさんとお孫さんは仕方ない。

昔その畜舎に辿り着いた時にはもう殆ど皆死んでおったが、生き残りの孫と狼と虎が、私が来れなくなって以来花も咲かなく実もならず動物も出てこずだったと。大半は餓死してその体を食べて過ごしたと。後生だ。殺してくれとも言われたさ、でも夢の中とは言え、彼らは紛うことなき家族だったのだ。私はすまんすまn。もっと早くに私が対処できていればと生き残った子らが亡くなっていくのを見て、私の箱庭を襲うだけじゃ飽きたらず場所にまで危害を加えるそやつ。

我が半身私が溜めに溜めた攻撃性やその他諸々を許しておけんと私は半身がいる箱庭に行った。長く長い罵詈雑言の嵐、夢の世界という特性を活かした戦いでなんとか半身を箱庭に閉じ込め楔やら色々なものをつかって封印した。

それからと言うもの、夢を渡るとか予知夢等などできなくなってしまったが、もう逢えない諸君よ私は新しい箱庭をつくるよ。君たちの名前もつけて上げる。

自己満足だけど君たちに会いたいんだ。


創作と言われればそれで良いと思います。

ただ夢の世界から帰って来た時3日以上立ってました。
私にとっては家族の思い出です。