冷えますなぁ。。。
2014年にプチ氷河期がやってくる?!
彼らは、今後数年のうちに世界の寒冷化が始まると予測しているようだ。
ガズプロム VNIIGAZ 研究所のウラジーミル・バシイン、ラウフ・ガリウリン両博士は、発表した学術論文の中で「地球温暖化問題は、欧米で執拗に誇張されている」と指摘した。
また、「誇張の目的は、温暖化の原因とされている、石油や石炭、天然ガスの化石燃料消費量を減らすべきだと訴えるためで、エネルギー価格の上昇に歯止めをかけるためだ。現状は、温暖とは反対である。太陽光線の力が急激に低下している事から、世界規模で寒冷化プロセスが生じつつある。『小氷河期』はすでに来年、2014年にも始まり、今世紀半ばに温度低下はピークに達する。寒冷化のスピードは、始めは大変ゆっくりだが、10年後には早まるだろう」と話している。
なんだか、ヨーロッパ諸国など、エネルギー資源の輸入をロシアに大きく依存している状態から、なんとか脱却したいと考える欧米側の思惑と、豊富なエネルギー資源産業が経済の中核をなしているロシア側の思惑が真っ向から対立しているような感じにも思えてしまう。
だが、そんな政治的な問題に関係なく、近年、太陽活動の異常低下の可能性が指摘されている。
研究データでは、太陽活動が異常なほど低下する『極小期』に間もなく突入する可能性があるとのこと。
2013年の夏は超暑くなるが、2013年以降は太陽活動が低下、数十年の停滞期に入り気温が低下、プチ氷河期に突入するともいわれているそうだ。
うーん、あり得ない話ではなさそうだ。
プチといえども、もしそうなったら、作物は育たなかったり人々の生活に、さまざまな影響を及ぼすことになるだろう。
「地球を暖めるために、やっぱりCO2を排出しよう!」
私たち人類は、まもなく到来するかもしれない危機を乗り越えることができるだろうか?
クレージーキャッツが「地球温暖化進行曲」という曲をリリースしたのは、1991年のことだった。そう、地球温暖化と言われるようになってもう四半世紀近く経つのだ。この問題を科学面から検証する、国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、今年9月に第5次評価報告書を発行した。その中で、「20世紀半ば以降に観測された温暖化現象は、人間活動が主因であった可能性が極めて高い」と評価した。
ところが、大多数の気候学者が温暖化は進んでいると考えているにも拘らず、反対論も消えることがない。それどころか、今後地球は寒冷化が進むと予想する科学者もいて、その根拠も存在する。地球寒冷化の根拠、それは太陽黒点だ。
でも、そもそも太陽黒点とは何なのだろう。そして、なぜ太陽黒点から今後寒冷化が進むなどと主張できるのだろうか。
保護眼鏡などを通して太陽を見ると、太陽表面には小さな黒い斑点があるのを見ることができる。これが太陽黒点だ。太陽表面は6000℃もの温度だが、黒点は4000℃程度。その分放つ光が弱いので総体的に黒い点として見えるというわけだ。
人類が太陽黒点の存在に本格的に気がついたのは、17世紀のことだが、それ以前も古文書には観測記録が残っている。これまでの観測記録から、1)黒点の数は11年周期で増減している、2)太陽黒点が沢山出ている時に太陽は活発に活動し、黒点が少なくなると不活発になる――ということが分かっている。太陽黒点は磁場の活動とも関係しており、太陽の磁場が強くなると多数出現し、弱くなると消えるという性質を持っている。
太陽の活動は地球にも大きな影響を及ぼしている。最大の影響は気候に対するもので、太陽活動が弱くなると気候が寒冷化するのだ。特に太陽活動が弱くなる時期には、気候が大きく寒冷化する。1645年から1715年にかけての70年間は、著しく太陽の活動が低下した(発見者の名前をとってマウンダー極小期という)。この時期、地球全体で平均気温が0.2℃下がったことが分かっている。
たった0.2℃だが、地域的にはもっと大きな影響が出ている。 ヨーロッパ・アルプスでは氷河が前進して村が飲み込まれた。ロンドンでは冬季にテムズ川が凍結し、人が歩けるほどの厚みに氷が張った。オランダの画家ピーター・ブリューゲルは、マウンダー極小期のさなかに、雪に覆われる農村の冬景色の絵を残している。寒冷化は食料生産に大打撃を与え、伝染病の流行をも引き起こす。この時期世界各地で飢饉が起き、欧州ではペストの流行で多数の死者が出た。
雲ができるキッカケは銀河系の彼方からやってくる!
ところで、この前の太陽黒点の極大期は2001年から2002年にかけてだった。11年周期からすると、2012年から2013年にかけて再度極大期を迎え、沢山の黒点が出現するはずだった。ところがこれまでのところ、予想したほど黒点は現れていない。今までの観測記録と照らし合わせても異常な事態だ。
このため科学者の中にはマウンダー極小期のように、今後数十年間太陽活動が低下する時期に入るのではないかと予測する者もいる。太陽活動の低下、それは気候の寒冷化を意味するというわけだ。
太陽活動の低下で寒冷化が起きるメカニズムは、今のところ不明だ。太陽が放射するエネルギーが減るからというような簡単なものではないことが分かっているだけだ。
1997年、デンマークの宇宙物理学者ヘンリク・スべンスマルクは、「地球上の雲は、銀河系の彼方から飛んでくる強力な宇宙線のせいでできる」という説を提唱した。雲ができるプロセスは、飽和水蒸気に何らかの刺激が加わると一気に水蒸気が液化し、大気中を浮遊する小さな塵を核にして水の微粒子となるというものだ。スベンスマルクは、銀河系空間から飛んでくる高いエネルギーを持った宇宙線こそが、雲が生成する最初のきっかけだと主張したのである。
この説に従うと、太陽活動の低下が気候の寒冷化をもたらすメカニズムをきれいに説明できる。太陽活動の低下で太陽の磁場が弱くなる。すると、それまで太陽系に入って来れなかった銀河からの宇宙線が地球に届いて、より沢山の雲が発生するようになる。雲は太陽光線を宇宙に反射するから、その分地球は寒冷化することになる。
ただし、スベンスマルクの主張も、まだ仮説の段階にある。
過去60年以上、温暖化傾向が続いたのは事実だが、では今後どうなるのか。人間活動による温室効果ガス排出が勝って温暖化するのか、それとも太陽活動の低下で寒冷化するのか。あるいは両方が絡み合うことで全く別の思わぬ結果を招来するのか。現時点では、なにも分かっていない。
私達にできるのは、たゆまず継続的に観測を続けて、データを積み上げていくことだけだ。データを蓄積していけば、将来この問題にはっきりした回答を出すことができるかもしれない。
(松浦 晋也=科学ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
onpu
2014/12/18 03:47:30
温暖化詐欺なんていう言葉もありますね
ごんべい
2014/12/18 02:02:20
そだねー冬至あたりから今年の冬は暖冬予報って
気象庁がのたまわってる、昔の人が暑さ寒さもひがんまで、が
暑ささむさも夏至冬至までってずれるかもねー(気象学としてはありえんけど)
空気のない天文学ならありえるかも
日本国政府の備蓄三年を願ってごんべいの備蓄一日を七日へ増やしてみるかー