Mary Mallonの館

初対面で打ちあけ話や過剰な賞賛をする輩とは 

友人

境界性人格障害の行動に「理由はありません」。その場が自分に都合よく運べばそれでいい(動機)のです。本人自体が理由があって行動しているわけではない(動機のみで行動している)ので理由を問われてもわかるはずもないのです。

http://victim-of-bpd.hatenablog.jp/entry/2014/12/12/203846

ボダがもっとも得意とするシチュエーション、それは

「より閉鎖的である」ことです。

閉鎖的、つまり関わる人数は少なめがよく、情報は機密的である方がよいということです。
端的に書けば、人を操作するということは(基本的には誰にとっても)大変なことなので、できれば数を絞り込みたいのです。

人を操るには、おおよそふたつの手法があると私は思います。

ひとつは大規模に熱狂的な(または狂気的な)空気を作る方法。
アジテーターはこの才能に長けているでしょう。

もうひとつは、封鎖的な空間を作って情報を握る方法。
いわゆるカルト的な方法であり、例えば教室内で発生するイジメもこの類で す。

アジテーターになるには大変でも、後者の方法は割と楽です。人を操作する方法としては普遍的でもあります。ですから、当たり前にほとんどのボダは後者の方法を採ります。

情報を思いのままにするには、なるべく情報を拡散させないことです。できれば小規模な範囲でなお細かく分断させて、その全てを把握するべきでしょう。
究極的には、小規模なグループを、ボダを中心に1:1で情報が存在する状況に持ち込めればベストです。

ここから見えてくること。
それは、そのベストな状況をつくるために一番安易な方法です。

つまり、「あなたと私だけの秘密」を作るのです。ボダは、短期でこの状況を作ろうとします。

では、短期でこの状況を作るにはどうしたらよいでしょうか。「ここだけの話」というのは往々にして簡単に漏れてしまいます。漏らさないためには、話すことに罪悪感を持たせるか、或いは話せない理由を作ればいいのです。

罪悪感を持たせるにはどうしたらよいでしょうか。
簡単なのは、安易に話せない、ボダの名誉に関わりそうな話をつくって伝えることです。あなたがそれを他者に話すことは、あなたの人としての資質が問われそうな内容にすればいいのです。具体例は…散々挙げてきたので省略しましょう。

もうひとつ、話せない理由をつくる方法として、あなたの弱みを突くのが簡単でしょう。

例えば
あなたはボダと不倫などの不貞な関係であり、公にはできない。

例えばあなたはボダよりも上の立場、上司であり先輩であったりして、見捨てることは非道である。

このようなわかりやすいものもありますし、

一方では
例えばあなたがボダと交友関係を切ることは周りの評価に傷がつく。

例えばあなたはボダを見捨てることは、あなたの名誉に関わる。

例えばあなたがボダと縁を切ることにより、あなたにとって大切な第三者が被害を受ける。

このように、心理的な部分を突いてくることもあります。

さて、これらを逆に考えると、こんな考え方ができます。

つまり、
なんの明快な理由もなく、実に短期的にあなたとクローズドな関係を持とうとする相手には、警戒をするべきなのです。
まるであなたと長年のつきあいがあるかのように、突然秘密話を打ち明けてくるような相手には、警戒をするべきなのです。

たいしてあなたのことを知りもしないのに、まるでとうとう巡り会えた運命の相手であるかのような親しげな態度を見せてくる相手には、警戒をするべきなのです。

あなたの発言にすべて迎合的な態度を見せ、同意してきて、さらにはあなた自身すらおかしいと思う位賞賛を投げつけてくる相手には、警戒をするべきなのです。

さらに裏返して考えます。
少し大雑把な言い方ですが、このようなクローズドな関係を崩すと、ボダとの関係は(穏便ではないでしょうが)ほぼ終息します。
関係の崩し方は、必ずしも「オープンにする」ではありません。クローズドであっても断絶すれば終息です。

それが逃げることであり、拒絶し、拒否するということです。越えさせない線を引いてしまうということです。

蓋を開ければ、ボダはクローズドでなくなればなくなるほど、被害者を捕まえ続ける手がなくなります。そして、重ねたウソがどんどんと明らかになって、遅かれ早かれ自滅します。


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