選択項目は＜安全＞＜こまめ＞＜反＞にします。

　家内安全、国家安穏すべからく安らかでありたいが、世界はどこかで理不尽な
暴力やテロ事件が起こって、安心、＜安全＞でいられない状況が続いています。
安全であるためには、まず、手堅くいくことではないか、と思います。あまり、戦線
を広げない。どんなに濃い要素であっても、広げ過ぎると、薄くなっていきます。
濃くなり過ぎてもよくないし、薄くなりすぎても味気ない。ほどほどの甘さ、辛さが
美味しいと思いますが、最近の傾向として、カラ好き、アマ好き、濃い好き、などと
偏っていませんか。中庸の精神がなくなってきているのです。結論から言えば、
余裕がなくなってきている。しっぽの、どこかの所から煙が出ていて、油断すれば、
背中に火が回ろうとしているのではないでしょうか。
　中庸には＜こまめ＞さがいります。よく左右を見て、バランスをとる頃合いを見て、
こまめに調整する必要があります。しかし、うまくいかない。これが世の中。そこで、
心機一転、思いとは違う、＜反＞対の角度から見直してみる。つまり、逆思考です。
好きだったら、嫌いな要素を探す。すると、甘さに少しの塩味が加味されて、ゆとり
が出てきませんか。こうした遊びが欲しい。ごま塩ニシンより。ジャじゃーん。