ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』12

日記

 今回の項目は<正><反><混>です。

 何が正しいのか。正義とは何か。基準はあるのか。正義は計測できるのか。
実際に難しい問題である。自分の基準で正しいと思っていても、いろんな人
が様々な意見を言ってくる。それぞれに、それなりの理屈があって、寝台から
はみ出た足をノコギリできるようなことはできない。
 それでは、多数決でいこう。過半数を取った者が正しい。これが民主的な
一定の判断である。少数派はどうなる。辛抱してもらうしかない。全員一致
が正しい。みんなが納得するまで時間をかけろ。トロトロしているからチャンス
が逃げて行ったではないか。責任は誰がとるのだ。何も決まらない。
 <正>は、リスクを伴う実験である。<反>も、リスクを承知した抵抗だ。
残るのは<混>だけなのか。そうですよ。混乱だけがあるだけです。これが
事実ではないですか。目の前には、混乱しかないのではないか。問題は
混乱を混乱と認めないで、うまく取り繕う弁舌が世の中に蔓延していることだ。