ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』21

日記

<新><まじめ><安心>これって、なんだろう。

 同じものの繰り返しはない。瞬間とは<新>しさの表明である。
人も物も常のものに非ず。似たものでは、あっても同じではない。
月も太陽も円く見えるが、太陽はコロナ現象をとっても、一瞬たり
とも、同一ではない。人の心も森羅万象も、刻々に変化している。
 <まじめ>に頑固に一線を守っているとしても、微細には揺れ
動いている筈だ。遠くから見ると、凸凹の山並みであっても一本の
腺に見える。だから、少々の誤差は、差異ではない。個性なのだ。
 <安心>の安を「やすんずる」と考えれば、いいのである。この
意味には、「安心する」という意味と「甘んじる、あなどる」という
相反する意味合いが、同居しているから興味が出てくる。
 世の中、何時、何が起こるか分からないから、安心もしたいが、
油断大敵なのだろう。実際、安心ボケもよくない。緊張ばかりで
国民を唆すのもよくない。何事も、ほどほどがよい。
 のめりこんで自分を忘れてはならない。元も子もなくなってしまう。