なんかさ日本は義理とか含めて
チョコレート業界の陰謀としか思えないような様相ですが
世界はどうなんだろうか?
ヨーロッパのバレンタインデー
男性から女性へも女性から男性へもプレゼントを贈り
チョコレートを贈る習慣は19世紀後半のイギリスで盛んに
チョコレートに限らず、花やケーキ、カードなど多種多様な贈り物
北米のバレンタインデー
男性から女性にプレゼントを贈る傾向が強い
チョコレートも贈りますが、花とカードが定番
中にはジュエリーなどの高額品を贈ったり
恋人同士や夫婦や家族などが贈り合い「感謝」の意味合いが強く
愛の告白という目的で贈る習慣はない
義理で贈る事もない
韓国のバレンタインデー
日本の影響からか女性から男性へチョコレートを贈られることが多い
その熱狂ぶりは日本以上で、バレンタインデーの2週間ほど前になると
雑貨屋さんやパン屋さんなどがチョコレート屋さんに大変身
また、韓国に「義理チョコ」の文化は無かったのですが
最近は日本の影響で義理チョコも増えつつあるよう
韓国にはホワイトデーもあり
4月14日にはバレンタインデーでもホワイトデーでももらえず
そのまま恋人ができなかった者同士が黒い服を着てチャジャンミョンという料理を食べる
ブラックデーと言うのもあり
台湾・ベトナムのバレンタインデー
日本の影響でチョコレートを贈る習わしですが贈るのは男性から
ただ、日本ほどの盛り上がりはない
ホワイトデーは基本的にない
タイのバレンタインデー
男性から女性にバラの花束を贈ります
バレンタインデーに合わせて入籍する人が多い
また、初体験を済ませる日とされている
インドのバレンタインデー
他のアジア諸国と同様に男性から女性へチョコレートや花束を贈るのですが
一部右翼団体が「ヒンズ文化に合わない」として
バレンタインを祝うものを攻撃すると宣言して問題になっている
サウジアラビアのバレンタインデー
イスラム教の教えの影響でバレンタインデーを祝うことは全面禁止
宗教的な禁止にもかかわらず多くの人たちがバレンタインデーを祝い
いくつもの業者が商品を販売しているのが実態で
最近では取締が厳しくなる傾向にあり
バレンタインデーを祝うものは死刑もありうるとまで言われている
聖バレンタインは、3世紀頃ローマに実在したキリスト教司祭かつ医師
当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士が家族を恋しがって軍の志気が低下しないようにという強引な理由で兵士たちの結婚を禁止していた
聖バレンタインは、結婚を望む兵士たちにこっそりと手を貸して密かに結婚式をとり行なっていたが、これが皇帝の知るところとなりさらに高まるキリスト教迫害の気運もあってついに269年(270年という説もある)
2月14日に処刑された
処刑される前に女性に宛てた手紙に"From Your Valentine"と書き残したと伝えられている
このほかにもイタリアのテルニという場所に同名の司祭がおりこの人物こそがバレンタインデーの起源だという説も
しかしエピソードの内容が非常に似ていることから本来同一人物だったが伝えられていくうちに別々の人物のようになっていったのではないかとみられている
時は古代ローマにさかのぼる
後にキリスト教を国教としたローマ帝国だったが
元々はキリスト教を迫害していた多神教の国
いきなり「神様を変えることにしました」と言われても民衆はなかなか納得できず
昔からの習わしを続けていた
その中に2月15日に行なわれていた古代ローマのルペルカリア(Lupercalia)祭があった
これは豊穣と多産を祈る春の祭典
この祭りの前日2月14日、女の子の名前を書いたくじを男の子が引いて当たった娘を祭りの間のパートナーにするという風習があった
469年にローマ法王はこの異教徒の祭りを禁止したが14日に行なわれていた名前のくじ引きスタイルだけは残し、女性の名前の代わりに聖人の名前を引かせて
1年間その聖人にならった生き方をするようにと勧めた
そして2月14日に殉教した聖バレンタインをこの行事の守護聖人としたという
またヨーロッパでは2月になると長い冬が終わり春の訪れを前に小鳥たちが愛のさえずりをかわすといわれていた
民間の祭りに動物たちの発情期や聖バレンタインのエピソードが混じりあって時と共に変化し14世紀ごろには現在のようなバレンタインデーになっていたようだ
日本で最初にバレンタインデーの広告を出したのは
モロゾフでなんと戦前の1936年
オーナーの知人でアメリカ人新聞記者が欧米のバレンタインの習慣を紹介したのがきっかけ
その後デパートが「恋人に贈り物をする日」として宣伝したことはあったがさほど定着しなかった
戦後日本のバレンタインデー再出発は1958年(昭和33年)
メリーチョコレートの営業主任がヨーロッパの知人からバレンタインの話を聞き、東京・新宿の伊勢丹デパートで
「バレンタインには女性から男性へチョコレートを贈りましょう」というキャンペーンを行なった
このキャンペーンこそ
女性から男性へという日本独特のバレンタインの起源
メリーチョコレートによると“女性から”とした理由はデパートで買い物をするのは圧倒的に女性だったことと、当時の風潮を受けたものだという
昭和33年前後の日本ではアメリカのウーマン・リブ運動の影響を受けて多くの女性誌が創刊される
「女性ももっと意見を。恋愛においても女性がイニシアチブをとりましょう」という時代のムードがあった
その後 日本チョコレート・ココア協会が
2月14日を「チョコレートの日」と制定
デパートなどの流通業界も加わって大々的にチョコレート商戦を繰り広げ1970年代後半から定着し始め今日に至る
もとを辿れば16世紀
スペインのフェルナンド・コルテスがアステカ帝国(現在のメキシコ)からカカオ豆を持ち帰りそれが恋の媚薬としてヨーロッパ上流階級に広まったことに起因している
この歴史的背景のために今でもチョコレートが恋愛と結びつけられているというわけ
迷信と思いきや性的に興奮した際に脳内で分泌される物質が
カカオにもたくさん含まれていることがわかったという最近の研究もある
ちなみに チョコレートを歴史的にたどってみると
元はカカオ豆をすりつぶしたドロドロした液体だ
カカオ豆はカカオの実の中にある種のこと
カカオの実は 20センチぐらいのラグビーボール状で白てく甘い果肉があり
ひとつの実の中には30~40粒の種がある
健康効果の高さからアステカ帝国では不老長寿のありがたい高価な薬とされ
王侯貴族が愛飲していたという
カカオ豆の植物学名はTeobroma Cacao:神さまの食物
16世紀カカオ豆を持ち帰ったスペインでも
最初は飲み物として上流階級に広まり
17世紀にはイタリア・オランダ・フランス・イギリスにも伝わった
飲むと体が温まるなどの理由から
健康飲料とも 恋の媚薬ともいわれ 当時のヨーロッパ人にとってチョコレートは庶民の口には入ることのない高価で神秘的な飲み物
1828年には
オランダのヴァン・ホーテンがチョコレートを飲みやすくする技術を開発
現在のココアができた
最初の固形チョコレートができたのは1840年頃
現在のようなミルクチョコレートができたのは1876年のこと
(スイス人のダニエル・ピーターによる)
日本でチョコレートが初めて製造されたのは1877年(明治10年)頃
第二次世界大戦で一時生産が止まったものの昭和25年(1950年)頃には再開された
みのちん
2015/02/10 00:32:59
ニコットのバレンタインは?
最近ののマッチングイベントでは、教会に入れば取り合えず誰かとマッチングして
アイテムが手に入る・・・
なんか、ありがたい様なありがたく無い様な・・・(;^^)
取り合えずニコ店に出すイベント料理を作りまくらなきゃwww
chi-コッコ
2015/02/07 19:51:50
友チョコとかね
どんどん 商業化してる そして ホワイトディww
トシraud
2015/02/07 19:31:57
世界中でチョコレートが安すぎるのではないか?という疑問も出ていますね。
ダメ総理大臣
2015/02/07 17:40:45
あぁ、おもしろかった^^世界のバレンタインと歴史。
多くのアジアの国は日本の影響を受けてるのに、タイが欧米っぽくて意外。
しかし、韓国のブラックデーは最高www
サヴァラン
2015/02/07 15:27:10
あと何年チョコたべられるかなぁ・・・
麻耶
2015/02/07 15:19:15
そうでしたか、文字数制限ってあったんですよね。
納得。
余計な発言、失礼しました。
ルルルのル^^
2015/02/07 14:47:29
ごめんよぅ〜
文字数の関係で、、句読点、、、消してったのよ、、、読みにくくて、、ごめんよぅ〜m(_ _)m
麻耶
2015/02/07 14:26:21
恋人、夫婦同士で贈り物が一番形としてはいいですね。
好きでもなんでもない人に贈らなきゃいけないのはなぜ?って思います。
(ルルルさん、記事に句読点つけたくれたほうが、私には日本語分かりやすいです。)
cologne.
2015/02/07 14:11:30
新宿伊勢丹で 毎年『サロン・デュ・ショコラ』というイベントがあります。
フランスで開催される 世界最大規模のチョコレートの祭典を真似て という事らしいです。
その通販受注コールセンターで働いた言葉あります(←笑)。
ケイト☆
2015/02/07 12:32:06
韓国のは多すぎてめんどくさいな。
日本のは年に1度おいしいチョコを自分が食べる日だと思っとります。(●´艸`)
混まなければ買いに行きたいのだけど、自分用を。
最近の中高生のクラス全員手作り友チョコは勘弁してください。