失せ物探しは面倒なり
祖母が寒いからと台所で日課である自分の過去を記述しようとしたけど、紙以外の物がない。
それで私にエンピツ、消しゴム、メガネ、辞書などがどこにあるのか探させる。
ここで疑問なのは過去を記録しているのは毎日なのに、なぜ文房具一式などの所在が不明になるのかという事。
エンピツと消しゴムは電話機の横にあるヤツを使うことにし、メガネは戸棚から、辞書は縁側から持ってきた。
すると普段使っている辞書じゃないと字が小さくて読めないと言い出す。
普段使っている辞書は食器棚に入っていたけど、コイツは一週間ぐらい行方不明になっていたヤツだった。
祖母が毎日やっている過去の記述は何年間も続いているし書いてあることは親戚や近所とのイザコザばかり。
その程度の内容なら何十回も同じ話ばかり書いたはず。
同じ話を書いているというのに何年間も書き終わらない、書き直しが続くというのはどうなんだろう。
妖刀 さゆき
2015/02/13 02:47:10
あらゆる物がどこかに格納される。
こうして失せ物探しは終わらない。
さんしろ
2015/02/11 23:14:01
やらなきゃいけない毎日の日課なんですね
それにしても、筆記用具と辞書どこいったんでしょうね