コノハナ・サクヤ

コノハナ・サクヤ

気ままなマイペースブログ
たまには偉そうに語ったりもするのだ

サクヤ、キスの味を教わる(④どうしてそうなった)

友人

5人の女友達はサクヤの反応を最後の楽しみにしようと思ったのか、それぞれが答え始めました

「いやね、確かに私だってする前は色々妄想したわよ」
「そうそう!思春期ならではの甘酸っぱいレモンの味とかね~」
「うんうん♪私はどっちかというと甘~い初キッスかなぁ」

なんだ、やっぱりみんなも考えることは同じなんだと思ったサクヤ、このまま今回の集会はお開きとなり、なんやかんやで無事帰還できるのだろうと安心したその時!!事態は急変することとなる
そして、ついに女友達は悪魔へと変貌し、デモンズワードを吐き捨てたのでした

「でもねぇ~実際のところキスの味なんてツバの味なのよね」
「分っかるぅ~!唾液よ唾液!!乙女も何も現実は唾液よね~」
「アハハハ♪無味だよね~ハハハハ♪」

1人凍り付くサクヤ・・サクヤの中で何かが起ころうとしていました
そうっ!それはメルヘンからリアルへと変貌していく夢の崩壊という名の序曲
こいつらに何が過去あったのか!?何がそう夢のない悪魔にしたのか!?

徐々に湧き上がる怒りの中、どうにか自分を抑えようとした時に「サクヤはどう思う?」ときたもんだ
必死で精神を保ちながらサクヤは「どうでもいいがな」と言い放ち、強引に集会を閉じたのでした

恐るべし悪魔!!この所業をどう懲らしめてやろうか・・許さんぜよ!!
神の名のもとに聖なる裁きでもって浄化させてやりたくなったサクヤであったとさ

おしまい

注)信じるも信じないもあなた次第、多少表現を誇張しましたが98%ノンフィクションでございます