あーもうＮＴＴと話しているとイライラするー！
ＮＴＴの手先として客の勧誘を請け負っている会社が電話してきたのだが、そいつが言うには
「関西電力は原発が運転できないから赤字なのでＥＯの基本料金が下げられる事は永遠に有り得ないだろう」という見解なのだが。
それは有り得るかなぁーと。
原発問題のアオリでＥＯが料金値下げする事が永遠にないのかどうか、ＥＯにメールで問い合わせて見た。
どうせ当たり障りの無い回答をしてくるだろう。
それはともかくＮＴＴは何度も「こっちの方が料金が安い上に回線速度が速い」と宣伝してくる。
あーもうだから何だって言うんだよー。
ＮＴＴの料金が安いというのも契約してから数ヶ月限定だろうと返答すると
「年間通してみてもＥＯより月額、数百円は安い。間違いなくＮＴＴの方が得です」とのこと。
ＮＴＴはプロバイダー料金が別だから結局、割高だろうと言うと
「プロバイダー込みです」との事。
「ＥＯの契約上の違約金もこっちで負担するから心配いらない」と、いたせりつくせり。
こっちの手間はほとんどないから乗り換えは簡単だと何度も言う。
それはどうかなぁー。
契約を締結するには口座番号の情報も書くだろうし、書類をアレコレする手間はあるだろう。
パソコンの設定もやってくれるそうだが、そのパソコンが壊れたらＯＳを復旧させる、となるとネットの接続設定は結局、自分でやれるようになっておく必要はある。
工事日の決定と立会いも必要となるとかなり面倒だ。
それだけ手間をかけて月、数百円安くなりますじゃーバカらしいというか今の安定した通信環境を放り出す理由が無い。
速度を上げたければ、ＥＯに追加サービスを要求するだけで速度アップだ。
勧誘の常套句が「速度が上がるので便利になります」というヤツ。
すでに光ファイバを使っている状況で速度アップと言われても何の恩恵も無い。
それより何より気に入らないのはＮＴＴが光ファイバの設置工事をクソみたいな外注にマル投げしているという事実。
ある会社では会社と呼ぶのもオコガマシイ様な組織がＮＴＴの手下として働いていた。
会社としての実態がない、という感じなので恐らく法人税も納めていないであろう下請け。
そこで働いているのは全員アルバイト扱い。
正社員として雇うと年金や健康保険料を半分企業が負担するし、労災関連の経費もかかる。
正式な法人となれば事業税などの税金がかかる。
それを回避するためか、その組織は社長も含めて全員がアルバイトという異常な集団だった。
ＮＴＴが下請けの下請けの下請けに工事業務をマル投げして経費を安く上げているわけだが、これこそデフレや搾取の原因ではないだろうか。
ＮＴＴが社会に利益を還元するというのならば、訳の分からぬ組織に工事を丸投げせずに、自社で敷設工事するべきだろう。

大体、ＮＴＴには昔２回も工事依頼をした事があった。
当時猫も杓子もインターネットという時代。
光ファイバの設置工事で業者は大忙しだった。
機材が足りない関係でマンションなどの大規模な客ばかり優先されて個建て住宅は後回しになっていた。
当初、一ヶ月で光ファイバを開通させるような話だったが、結局工事は遅れに遅れて三ヶ月はかかりそう、という調子だった。
ＮＴＴにしてみれば客など掃いて捨てるほどあるのだから個建て住宅など相手している暇がなかったのだろう。
という訳で一回目の工事を断りケーブルテレビの方でネット接続した。
ところがこのケーブルテレビの機材がとにかくショボかったので通信が維持できない。
仕方なく１年で解約。
再びＮＴＴに電話して光ファイバの設置工事を頼んだけども、ここでも放置された。
あーこれは工事するのに三ヶ月はかかりそうだなぁーと感じた私は再びキャンセルしてＥＯの方でネット接続する事にした。
この様にＮＴＴは怠慢であり肝心の工事も怪しい業者にマル投げするなど信用度ゼロ。

しかしＮＴＴの乗り換え攻勢は凄まじい。
私のようにＮＴＴに足蹴にされた経験がなければ、安いほうが良いという客などは簡単に乗り換えることだろう。
やはり月額料金は安いほうが良い、という大衆の絶対心理はある。
そうなるとＥＯの客はＮＴＴに奪われる一方なのではないか。
月額数百円、こっちの方が安いですよと言われれば多くの客が考えなしに乗り換えるのは自明の理。
これはＥＯもヤバイかも知れない。