脳活『為ブログ』80
傘さして桜ドームを行く。<正><繁栄><根気>
昨日は晴天でジグザグにしか歩けなかった桜並木だったが、
今日は雨中の桜見物。行き交う人もまばら。しっとりした一日。
雨に濡れた桜を見上げていると、泣いているようでもあり、逆に
生き生きと笑っているようでもある。見る方の気持ち次第である。
花びらが雨に濡れて、色香を感じさせるかと思えば、すねて泣いて
いるようにも思える。濃厚な粘りというか、これしきの雨で私はくたばり
ませんよ。一年に一度の開花だから、思い切り美しさを見せてあげると
全開の美をさらしているようにも感じられる。
相手の気持ちなど<正>確にはつかめない。理解したのは錯覚かもしれ
ない。ましてや、華やかに<繁栄>して豊かになった時ほど、対象物の認識
は困難をます。余程、<根気>よく観察しないと、本質を見失ってしまう。
桜よ。本当の気持ちを教えて欲しい。泣いているのか、笑っているのか。
どっちなんだ。やっぱり、雨の桜見はいい。いろんな想念が湧いてくる。