ストーリーは、中村鴈治郎扮する主人公の役者“嵐駒十郎”が志摩半島の港町で芝居小屋を開くという内容。“嵐駒十郎一座”として芝居を始めるが、仲間の一人“吉之助”が一座の運用資金を持ち逃げした為、一座の運営が苦しくなる。港町には主人公の昔の連れ合いが住んでおり、主人公は息子との時間を久しぶりに過ごす。しかし、一座の集客は不入りで解散を余儀なくされる。

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