好きな5曲(私にとっての春の歌)
1、I stand alone (デイブ平尾、または井上堯之)
あの『傷だらけの天使』最終話で流れる曲です。孤高とはこういうことだろう。
デイブさんのオリジナルもたまらなく佳いのですが、
近年の井上堯之氏も弾き語りでやってて、もうタマラヌ。必聴ですよ。
2、早春賦
古典的な合唱曲って、歳をとるとしみじみ良いと思います。
七七調の文語詩も宜しいですし、中間部の半音せりあがりもイイ。
音楽室で学生服着て、一生懸命唄いたくなるなー。
3、たんぽぽ(GARO)
実はパンチの利いたダミ声の曲が多いんですよ、ガロって。
このデビューシングル、そういう声質の人の抑えた歌い方の情感がステキ。
え? タンポポは夏ですと? いえいえ春の花なのです、私には。
4、桜三月散歩道(井上陽水)
すでに桜は散りましたが、春の狂気を散りばめた陽水初期の代表作。
『断絶』から『二色の独楽』あたりのキレ方を私は愛しております。
若き日、こんな散歩を彼女としたいものだなー、と夢想して早半世紀。
5、落日のテーマ(五輪真弓)
NHKのドラマのエンディングテーマでした。物凄く好きだった。
なぜ春なのか分からぬ。でも春の陽が落ちる寸前の夕焼けを想う。
空の谷間、野良犬の遠吠え、禁じられた静けさ……見事なリリシズム!
あと小説ですけど、立原正秋という作家の『四月の雨』も好きです。
どうしようもない暗さが春らしい。春って挫折と絶望の季節かもしれない。
屈折した私には、春が世間と違って見えるようでございまする。
ユースケ
2015/04/18 07:39:18
>世沙明さん
おはようございます。おお、輪廻再生か、お釈迦様の誕生日も4月ですしね。
にんべんに夢と書いて儚い。それを象徴するのが花なんでしょうねー。
散るから美しい or 美しいから散る。ちなみに私はイヌフグリが大好きです。
ユースケ
2015/04/18 07:34:23
>春うららさん
おはようございます。うむうむ、母上の御言葉、至言ですね。納得できます。
私の場合、春と死が表裏一体になる近しいものだ、という考えが根底にあるようです。
『四月は残酷な月』などの影響かもしれませぬ。
世沙明
2015/04/17 22:40:51
春の歌も色々^^
花と関連しているものが多いですよね~
春は萌える季節=輪廻再生を想う時。
自然の力強さに驚かされたり・・・
春うらら
2015/04/17 22:28:34
こんばんは。
「春は芽吹く季節だから、
産みの苦しみがあるのです」
と、うちの母(ただの主婦)が、
昔よく言っていました。