http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/04/19/2015041901844.html
パククネは「セウォル号」沈没から１年の日に南米４カ国歴訪に出かけた。
それがまずかったのか、沈没事故遺族一味が暴れだしパククネ退陣を要求しだした。
思えば遺族一味はセウォル号事故の捜査権を求めていた。
遺族一味が有罪と思った容疑者を逮捕するための権利だが、誰を逮捕しようというのか。
それが恐らく責任者のパククネではないのか。
つまり遺族一味はパククネ大統領に「お前を逮捕する権限を与えろ」と騒いでいたことになる。
それはともかく、パククネ退陣を言い出した時点で遺族一味が国家反乱を企てた暴徒という位置づけになったのだろう。
韓国警察は逮捕した遺族一味を処罰すると言い出した。
奴等は最早、被害者ではなく政府転覆を計るテロリストに認定されたのかもしれない。
韓国社会に置いては被害者は果てしなく増長するものらしいがセウォル号遺族の場合、賠償相手が韓国政府になった事で何でも要求すれば通るだろう、と果てしなく要求内容がエスカレートしていた。
今や被害者一味は「セウォル号遺族様」という特権階級になりつつある。
ところが韓国政府は、そこまでの特権、利益は認められませんよと幕引きを計ったのではないか。
そうはさせじと遺族一味はセウォル号引き上げを要求した。
難しい問題を吹っかけることで、事件を長期化させ自分達の「当然の権利」とやらを拡大することに余念が無い。
沈没一周年に警察と衝突し、政府対応を迫るつもりが、とうとう韓国警察が罰を与えると言い出したわけだけど、結局最後はパククネの独裁的政治手法で遺族一味が制裁されて終わりになるのかも。
それにしてもパククネ大統領が外遊に行くと決ってトラブルが起こる、という一例がまた一つ増えました。