脳活『為ブログ』98
世代のインパクト
年代によって越えがたい壁がある。文章においても言葉に込める
思いや思考傾向などにも時代の波があるようだ。気づいていなくても、
意識していなくても違ったものが脈打っている。これが歴史の原動力
なのだろう。木目や地層のように年代が縞模様になって堆積している
観がある。
この意味で現代の状況が次の世代へ模様となって残っていくもので
あるという意識を、どれだけ抱いているのか。環境汚染の問題、国債
の未償還の累積問題、拡大しつつある格差問題、減り続ける人口、
認知症や高齢化対策など、これからどうなるのだろう。不安だけ残って
解決策が見えてこない。
なんとなく日常に追われているだけである。一時凌ぎの弥縫策だけ
が目立つ。問題が表面化して始めて、ガムテープを貼る。内向き、外面
対策しかないのだろうか。不安材料が堆積していく時代らしい。
個人的に何かしろ、と言われても名案なし。策がなければ、黙っとれ!
そうかもしれない。しかし、何か言わないと不安。言っても不安。こんな
時代に誰がした。待て、待て。危機こそ英雄の出番。人物を探せ。