セカンド

通り過ぎる日々

小説/詩

あの日あの時の情景が
目の前を足早に過ぎ去っていく

遠くに止まって見える景色が
ゆっくりと動いていたのが今わかった

そうやって

あなたは
私の視界から消えて行ったんだ

そんなことわからないよ

だってあなたは
現実にいつもそこにいたんだから

走って追いかけることの出来ない距離が
私の心に鞭を打つ

時を戻したい

ありきたりの言葉を
風が耳元でささやいた

春の陽だまりにあふれ落ちる雫に
見えない波紋がいくつも広がっていく



なんて

電車の中から流れる景色を
思い浮かべていたら浮かびました

近くの景色は飛び去って行くのに
遠くの景色は忘れたようにゆっくりと過ぎ去っていく

なんでだろ~
なんでだろ~♪

  • セカンド

    セカンド

    2015/05/16 01:07:40

    シー様

    時間を戻せるのは記憶・思い出のなかだけ
    過去を思っても現実には戻ってこない

    私達は前に進む事しかないのでしょう
    そう未来へと・・・

    でも時を戻したくなることは
    ままありますよね?

    それを踏まえての前進!
    さぁ、前に向かって行きますよ~


  • シー

    シー

    2015/05/16 00:02:37

    不可逆な時間の流れ
    だからこそ人は時に想いを寄せるのかもしれませんね
    視界から相手が消えるとき
    とても現実感がなく
    そこに現実が追い付てきたとき
    時を戻したいと
    私の耳元でも風邪がささやきました
    でも不可逆だからこそ
    前に進める
    未来がある
    人生いろいろですね

  • セカンド

    セカンド

    2015/05/15 00:28:49

    夜風様

    車窓から四季の移り変わりも見えます
    特に冬から春にかけてはグッドです

    緑と花が増えていきますからね
    なにかワクワクしてきます

    本を読んでいることが多いのですが
    春は自然に外へと目が移ります

    心の翼・・・
    ジェット機になりたい?


    都姫様

    コメントありがとうございます

    遠い記憶と流れていく景色
    景色自体は現実です

    流れ過ぎ去った後に過去になっていく
    すごいスピードでね

    心の中の遠い過去は
    すでに見えなくなっている

    電車のドアが閉まったあとは
    記憶の外へと押し出されているのかな?



  • 都姫

    都姫

    2015/05/14 22:46:59

    遠い記憶の中の景色は、
    目を凝らしてもぼやけてしまっていて。
    流れ過ぎ去っていく情景を眺めていられるのは、
    現実だからこそなのかもしれません。

    ブログコメントありがとうございました。
    コメ返し★

  • 夜風

    夜風

    2015/05/14 22:35:39

    車窓の風景って面白いですよね~♪
    電車通学だったので毎日眺めてました。
    時にぼんやり、時にいろいろなこと想い描きながら。

    リアでは過ぎ去っていく景色も
    心の中ならいつでもどこでも自由に飛び回ることができる♪

    さあ♪心の翼を広げて飛び立とう(*^∇^*)ノシ

  • セカンド

    セカンド

    2015/05/14 01:36:07

    奈柚様

    突然には
    前ぶれがある?

    結局気付かない
    どこかのすれ違い・・・

    待っててくれ~
    ジェット戦闘機で追いかけよう!

  • 奈柚

    奈柚

    2015/05/14 00:53:56

    おいていかれた気分になるんだよね…
    待って~って
    不思議だね