母が明日、足を切断します。
切断しなければ１０年後の生存率７パーセント以下

―――術前説明
医師「不明点などはありますか？」
父「感情では分かってるんですが・・・納得できません」
医師「そうでしょうね。心中、お察しします」
うわぁー、また出たよ。
内心うんざりするのは私と姉
父「俺の足をこいつに上げる事はできませんか？変われるものなら変わりたい」
はいはい。
１回目の手術の時は悪性（癌）じゃないと思い
立ち合いもせず。通常運転で仕事に出かけていたのに
私一人で立ち合い、癌の宣告を受けるほど放置だったくせに
悪性だと分かった瞬間、ほんとにこの人は・・・。
私「お父さん。それは家族で話そうか」
フォローはしてやるが冷めた目で父を見てしまうのは仕方ないでしょう？
母の医師は名医
説明をしっかりとしてくださるが、ご多忙なのは暗黙の了解

交際期間８年、結婚生活２７年
ずぅーっと母一筋で最近では実の母親よりも、妻を大切にするわが父
悪いとは言わないし、どんなに小じわが目立っても、中肉中背体系でも
一番、美しいと感じる女性の一大事にわが父は完全乾杯

っという事で
私→福祉制度、リハビリ、メンタルケア
姉→癌のメカニズム、薬、再発転移についてなど
姉妹それぞれ得意分野を分け父に講義を行う今日この頃
めんどくさい。

明日は私、父、叔父（母の弟）三人で立ち合いをしてきます！
・・・絶対に父は号泣だな
テッシュくらいは差し出してやろう

#日記広場：20代