こはる

ちょっとずつ

小説/詩

できないのが自分
みっともないのも自分
強がって無理をして
ひとりで焦って泣いて転んでもがいて
それでもがむしゃらに前に進もうとしている
今の自分

たくさん恥をかいても
もどかしいくらい少しずつでも
前に進んでいきたい

ちょっとずつでいいから
進んでいきたい


子どもの頃
よくカタツムリと遊んだ
つのなのか目玉なのか頭なのか
よくつっついた
それでもめげないで前に進もうとしているカタツムリを
思い出した

ちょっとずつ進もうとしているカタツムリを
思い出した

  • のんびりいこうよ

    のんびりいこうよ

    2015/06/22 23:31:37

    ゆっくりでいい
    歩みは遅くてもいい
    少しずつ 確実に
    そして ときに立ち止まりながら

    僕も 不器用な人間
    対して才能のない人間
    いつも そのようなことを感じて生きている

    でも それでも 少しずつ歩き続ける
    そうすれば たとえ取るに足らない自分でも
    少しは 何かできるだろうと思うから

    休みながら
    戸惑いながら
    恥をかきながら
    失敗しながら

    立ち止まってしまうよりは まだ ましだと思う・・・