ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』163

日記

   過半数で決めていいのか。
 今は過半数で決めていく時代である。これが民主主義のルールと
されているが、果たして、この議決方法しかないのか。もっと、進化
した方法が提案されないのだろうか。
 私は半数になると、一党で決めてはいけないようなシステムに
なれば、いいと思っている。そのかわり、決めるのに時間がかかるから、
緊迫した時代のやり方ではないと自覚している。将来的に、世界が
もっと平和になって、真の民主主義とは何かと問われた時に、こうした
考えもあるということを主張しておきたい。
 民主主義は政党政治の時代から始まる。しかし、政治的自由は一党
しか認めないのは、政党政治とはいえない。結社の自由があるのなら、
多党を認めなければならない。この点、中国は問題がある。原則として
複数政党政治が必要条件である。日本は多党あるから、民主主義政治
であるが、十分条件でない。過半数独裁もある。
 そこで、一党で過半数になると二分する原則をもうけて、連立を条件付ける
のである。それも三党以上の連立内閣を条件とする。この制度であれば、
政治的偏光を防げると考えるのである。