ラルクぅ、たった１人の人から嫌われる事を怖がっている自分がいる事を教えてくれてありがとう。

ボクはまたその自分と手をつなぐよ。

ラルクぅ、君と手をつなぐよ。

ボクたちは誰かのために生きているわけじゃない。

誰かもまたボクたちのために生きているわけじゃない。

自由意思のもとに生きている。

存在している。

人とコミュニケーションを。

特に大切にしたい人とコミュニケーションを取るのは

やっかいだね、ラルクぅ。

「リルル、それも記憶の再生」

（ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください）

ラルクぅ、記憶を届けてくれてありがとう

君だけにやっかいな思いをさせてごめんよ。

「・・・リルル、黄金の太鼓を打ち鳴らすんだ」

うん。姿勢を正して太鼓を鳴らして、触ればいいんだね。

「白き光の雨に身を任す」

頭に痛みを感じるよ。
「みんなを感じろ」
うん。ボクの分身が全員集まって来てるよ。

「明日の仕事の事をクリーニングしよう」

うん。どうすれば明日の事で記憶を手放せるかな。

「明日という記憶を手放す。白き光へ身を任す」

運転、朝ごはん、寝床から起き上がるところ、トレーニング、朝、職場で出会うスタッフ、１００％彼・彼女が輝いている。輝いていなくてもいい。
いろんな問題を抱えている。
それでも職場にやって来てくれた。
その事に感謝する。
白き光へ身を任す

送迎が終わり、コーヒータイム。
ミーティング、お風呂、外出支援。
レクリエーション。
誰の機嫌も取らない。
それぞれが、それぞれの手段で存在を認めてもらいたがっている。

「そう、それぞれがそれぞれの手段で存在を認めてもらいたがっている・・・それが世界だよ。リルル」

じゃあ、お互いに存在を認める事ができれば。

世界では誰も争わない、比べない。

「それも記憶の再生だよ、リルル」
（ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください）

「リルル、神さまと約束してきた事覚えているかい？」
う・・・ん。人生を？何だろう
「人生を楽しんで来なさい。そう、笑顔で言われただろ。そしてオレもお前も、神さまでさえ、離す事のできない存在」

ボクもラルクぅも。そう、ずっと一緒。

生まれる前からずっと一緒。

明日行けば仕事も休みだね、ラルクぅ。

「本を読むか、リルル。」

うん、思い出のマーニー、読んでから寝るよ。
うん。そうしよう。

それが今、ボクたちが人生を楽しむって事。

あい

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