lily

北海道旅行2 自然の足湯

レジャー/旅行

ドイツから来たばかりの主人は、時差ボケと疲れが抜けず、ほんの近場の
湯気がもうもうと立ち込める「地獄」へ歩くのも、気乗りがしないと言うので、
登別では、私が独りで出かけることになりました。

仲居さんから、山を登った「大正地獄」の脇には、天然の足湯があると聞いたので、
早朝に、てくてく山歩きを開始!いつも山間を切り開いた環状道路沿いを
歩いていたので、急な坂も何のその。ペースを落とさず、息も上がることなく
木々のトンネルを楽しみました。
途中男性が、植物をスマホで撮っていました。足湯の道を聞くと、丁寧に教えてくれました。

川のせせらぎが聞こえ始め、期待感が高まります。
うん、でも何だかガス臭いかも・・と思いながら、
木で土止めした不揃いな階段を下りて行くと、湯気の立った川が
流れているではありませんか! これ全部お湯なのかしら?
川に沿ってずんずん先へ進むと、小さな滝の向こうに、池のように幅が広くなった足湯がありました。

アルミマットが木の枠にかけてあり、ざら板の上に敷いて、つま先から
そっと温度を確かめます。仲居さんの説明では、自然の物なので、
ぬるい時もあれば、熱すぎる時もあるとか・・・
ちょんと水面を突っついて、波紋を起こし、その真ん中に、ゆるゆると
足をつけていきます。 何て良い気持ち!
いつまでも浸していたいような丁度の湯加減で、ほ~っとため息がでました。
チャプチャプ両足を跳ね上げながら、湯気の上がる滝を眺め、白く濁った川を覗き、
この温度と硫黄分じゃ、魚は住めないよねなんて、考えたりしました。

帰りは少し先の大きな「地獄」を見て、帰りの坂道を下り始めました。
結構降りた時、森の中に、温泉街10分という矢印がありました。
うわ~っ、アスファルトじゃなくって、こういう山道大好き!
ドイツの古城に泊まった時の山の近道を思い出しながら、
ものすごい斜面に削り取られた土の階段を、降り始めました。途中階段が無くなり、
勢いのついた私は、駆け足が止まりません。何ともいえないスリルを味わいながら
木々の間を縫う土の坂道を、きゃいきゃい言いながら走り抜けました。
きっと半分の時間で、温泉街に到着したかもww

お部屋に帰ってから、直行したのは言うまでもなく、部屋の露天風呂です。
パパっと服を脱ぎ棄て、ガラス張りのシャワー室でシャワーを浴び、
ドボ~ン。ジャバ~ッと湯のこぼれる露天風呂に浸かって、極楽気分を味わいました。

朝食の時に、仲居さんと足湯の話しで盛り上がり、それを聞いた主人が
「よし、食後は腹ごなしで、足湯に行くぞ!」とにやり
「え~~~っ。今日はもうやだよ~」
「何で?自分だけずるいじゃないか。俺は連れて行ってくれないの?」
「山道を登ると、疲れたって言って、休憩ばっかりするから、きっと辿り着かないよw」
「うん、じゃあ、屋上に上って、大露天風呂で足湯してくる」と主人は出かけていったのでしたw





  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/31 22:10:59

    macaronさん

    5泊6日の国内旅行。主人と2人でこんなに長く国内旅行をしたのは初めてでした。
    同じ所に3泊と2泊に分けて滞在したので、ゆったりできて良かったです。
    ヨーロッパ旅行でも、国内旅行でも、1日毎に動くと、荷ほどきだけでも大変で
    疲れてしまいます。
    若い頃は、観光がメインなので、旅館よりも、小奇麗なホテルに泊まって、洋食を食べて
    すぐに次の場所へ・・・歴史や背景もすぐ吸収して、それをハードとも思わずにパワフルに
    動きまわっていました。でも、もう十分色々な場所を見たし、今はお土産でさえ、全国共通で
    ついている地域の名前が違うだけになっているので、温泉や旅館という日本的なものを楽しんで
    お料理に舌鼓を打つことが、幸せに感じられます。そんな歳になれたこともまた幸せですw
    macaronさんも、ゆっくり時間の取れるときに、是非北海道を訪ねてみてくださいね(^_-)

  • macaron

    macaron

    2015/07/31 12:08:32

    Lilyさん、こんにちは!
    この前のブログも読ませてもらったんですが、北海道にご主人とお2人で旅行だったんですね! 素敵ですね^^
    お泊まりになったお部屋も素敵そうだし食べきれないほどの海の幸もいいですね!
    あと温泉が流れている川なんてすごいですね!見てみたい!
    足湯も気持ち良さそうですね^^
    北海道はまだ行った事がないので行ってみたいな~と思っていたのですが、Lilyさんのお話を聞いてますます行ってみたくなりました^^

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 22:02:41

    ふうちゃん

    北海道は良い所ですよ~~~。
    食べ物がおいしいし・・・。ふうちゃんくらいの年齢なら、朝市の海鮮丼なんて
    美味しくておいしっくてペロッと平らげちゃうかも・・・
    私は20代の頃、函館の朝市に行ったのですが、その頃はとにかく何を食べても美味しい時代だったのに
    この朝市の海鮮丼は、衝撃的な美味しさに感じました。
    今、食べるとなると、まず食べられるか量を考えてしまいますw hそして何より口がこえてしまったので
    美味しいと感じられる物が、悲しいことにだんだん減っています。でも、やっぱり朝市のは
    美味しかったです。 ふうちゃんも、美味しい!と、お腹一杯食べられる時に、是非訪ねてみてくださいね♡

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:55:23

    みやさん

    ガラ携帯を使っていた時に、メロげっちゅ?だったかな、面白いメロディーを取れるサイトがあって
    その中に「アルプスの老女ハィジ」というのがありました。

    曲調がゆっくり目のマイナーに変調してあって、かなり怪しげwそして段落が伸ばしてあって
    トライアングルでチ~ンって音が鳴るの
    それって、お経の後に鳴らすあの音みたいで、曲の妖しさも手伝って、何とも言えない
    アレンジになっていましたww 

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:45:26

    Carrieさん

    高尾さんって都心から近くって、山歩きが楽しめる所ですね。
    横浜のランドマークや東京タワーも見え、
    夜は、函館、香港の100万ドルに対して、1000万ドルの夜景が見えるとかww
    主人が、函館で「100万ドルって安くないか?だってこれらの電気がついている所全ての
    建物の資産を換算したら、たった100万ドル?って思わないか?」と妙なことを言いました。
    それで調べたら、こんなことが分かりました。

    1953年、関西電力の副社長が広報誌に書いたコラムのタイトル
    「百万弗の夜景」に由来するというもの。

    実は、一日の電気代を指している

    昭和20年代に六甲山の山頂から神戸を見下ろしたときに見える神戸の電灯の電気代がおよそ100万ドルであったことから100万ドルの夜景と呼ぶようになった

    ちなみに今は1000万ドルに昇格したそうですw

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:32:24

    ひろひろさん

    若いというより、「精神年齢が幼い」と、娘によく言われますw
    きっと若い頃は、真面目過ぎちゃって、責任重大なことばかり任されて
    目の回るほど忙しいのに、何でもできなくちゃって肩肘を張っていたので、
    今、そこから解放されて青春????しているのかも・・・・・・ww
    いつも判断を下さないといけない。指示を与えなくてはいけない。は過去にポイ(^o^)丿◒って
    放ぽって、できないって言ってもいい年齢に達したのかなって・・・甘える練習もしてみようかなって
    そんなことを楽しんでいます。アンポンだねって言われるのも楽しいw隙がなかった頃より
    ずっと人間らしくって、欠点の多い自分を好きでいられる気がします。

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:20:39

    四季さん

    https://www.youtube.com/watch?v=dgihdKN5dLM

    カップルが撮った登別足湯の映像です。でも私が行った時は、もっと水量が多く底が見えませんでした。
    この映像は細長い川ですが、私の見たのは、向こう岸もこんなに近くなくて、池という感じだったので、
    旅行前に降った雨の影響なのかなと思いました。 
    早朝に行ったので、誰もいなくて、流れる川の音を聞きながら、ゆったり寛ぐことができました。
    実は足湯は、なばなの里で友人達に勧められ、気乗りしないで入ったのがきっかけで、
    とっても気持ちいいことが分かり、山道を歩いてでも行ってみようという気になったのでしたw
    速足で坂を登ったので、サンダルを脱いで、湯につけた時の解放感は言葉にならないほど
    気持ち良かったです♡

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:09:36

    Gaちゃん

    乙武洋匡氏って、「五体不満足」書いた人だよね?
    この人の発言すごいですよね。

    乙武さんは、サッカーにやたら詳しいのですが、脚が合った頃、サッカーをやっていたのですか?という質問に
    元々足が生えてないから、やったことありません。と答えたり、
    立ち上がれニッポンの政治キャッチコピーに
    立ち上がる足がありませんと言ったり・・・こんな風に、自分の身体をギャグにできる強い人だから
    マネージャーさんも、足湯に浸かっていきますか?って冗談が言えたんでしょうね。



  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2015/07/30 21:00:15

    zeroさん

    早朝だったので、人っ子一人いなくて
    自然の足湯を貸し切り状態で、すごく贅沢な気分でした。
    登別の足湯をググってみたら、Youtubeにカップルが撮った映像がありました。
    でもね、私達が到着する前日に雨が降ったのか、画像より深くて
    川底も見えず、こんな風に中に立てるなんて知りませんでした。
    画像は細長い川のようですが、私が見たのは水位が高く池のように範囲も広くなっている足湯だったので
    余計に贅沢に感じられたのかもしれません。 


  • ふう

    ふう

    2015/07/30 20:14:15

    北海道うらやましいです(○^0^○)
    普段なかなか歩かない山道を自然にあるく・・・いいですねぇw
    足湯気持ちよさそう!

  • みや

    みや

    2015/07/30 11:09:54

    なんかこれ読んでてLilyさんがハイジみたいに元気な少女に思えてきました(*^艸^)クスクスw

    天然の足湯いいね~

    たくさん歩いたあとだし、自然の中だから余計癒されるよね(◦ˉ ˘ ˉ◦)

  • Carrie

    Carrie

    2015/07/29 21:38:31

    山歩きや足湯の気持ち良さ、伝わって来ます~!(*´ω`*)
    実は私も先週高尾山に登ってきたところ。人気の高尾山は道が舗装されてコンクリートだったけど、
    その奥にある山々が、土の道でとっても気持ち良かったです~。
    Lilyさんじゃないけど、それこそきゃいきゃい言いながら山道おりましたよ(笑)
    その後の露天風呂、極上だっただろうなあ。(*^-^*)

  • ひろひろ

    ひろひろ

    2015/07/29 10:49:24

    Lilyさんは、元気いっぱいなんですね。
    まだまだお若いっていう事かしら。
    こちらまで楽しくなってきます。

  • 四季

    四季

    2015/07/28 22:55:34

    温泉が流れてくる川なんて、おとぎ話みたいで贅沢ですよね^^
    足湯は老若男女、人の目を気にせず入れるし、会話も楽しめそうですね

    パパちゃんは日本の温泉を満喫したかったんでしょうね^^

  • GATO

    GATO

    2015/07/28 11:14:28

    足湯といえば、乙武洋匡氏は仕事で温泉に行ったとき
    マネージャーから「ちょっと時間があるので、
    足湯につかりませんか?」と誘われたそうです (._+ )☆\(-.- ) ォィ

  • zero

    zero

    2015/07/27 23:24:26

    足湯いいなぁ~((ポッ))v(*´U`艸).+゚*。:゚+