脳活『為ブログ』189
スーパー雪だるま。
こんな暑い季節に「雪だるま」はないだろう。雪が降らなくても、
私には、雪だるまを作れるくらいの吹雪が見えてくる。
いつも買っている魚屋さんが今月末で店じまいするという。
この魚屋さんは店先に行くと、必ず客に声を掛けてくる。アジを見ていると、
刺身でも、塩焼でも、どっちにしても、美味しいでっせ。魚屋は鉢巻をしめて
威勢がいいのがいい。声掛けで魚の鮮度上がるような気がするからだ。
魚屋だけでなく、お好み焼きの店、居酒屋、手作りの小さなパン屋、文房具店
など、いわゆる街中の小売店が閉店されていくのを目の当たりにして、元気な
日本の経済が萎(しぼ)んでいく姿が寂しく思えてならない。
この一方で車が多く流れる国道には千坪ほどの駐車場を準備してコンビニ
の開店予告掲示板が立っていた。戦後70年と言うが、昭和30年から40年代に
かけて繁栄した町の活気を知っている人も少なくなってきた。小さな小売店を
踏み潰して巨大になってきたのが大型スーパー店である。まるで小売店を腹に
巻き込んで膨れ上がった「雪だるま」のようだ。だが、この「雪だるま」は白くない。
踏みにじられてきた、潰されてきた小売店の悔し涙が込められた「黒いだるま」
ではなかろうか。かつて、「小売革命」と叫んだスーパーのリーダーがいたが、
今や、日本だけでなく世界中に巨大スーパーの足跡が広がりつつある。
車で買い物に行ける間はいいが、女性の二人に一人が90歳代まで生きる
時代である。何時まで車時代が続くのであろうか。
なると
2015/08/03 07:53:23
近所にも商店街があり次々と閉店していくのを見て
幼少の時から知っている(お互いに)お店ばかりなので
非常に寂しくなりますね・・
☆音姫☆
2015/08/02 11:59:47
ここに失礼します。
あの、だれですか?私は、あのブログについて、貴方に入っておりません。
私は、友達に言っているのです。
っていうか、どうやって私のブログを見つけたんですか?
アメショ
2015/08/02 11:48:44
読みました。